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マンボウは、どうしてたまごから大きくなるまでにかたちをかえるのですか?
(小3・女)
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マンボウはたまごをたくさんうむおさかななんですけど、どれくらいのかずかしっているかな。じつは3おくつぶもうむんですね。おさかなの中でも、いちばんたまごをうむさかななんですよ。なんでそんなにうむかというと、マンボウはとてもゆったりおよぐよね。でも、ひろい海にはたくさんのてきがいるんです。ですから、ゆったりおよいでいると、ねらわれやすいんですね。そこでマンボウは、たくさんのたまごをうんで、一ぴきでも多くおとなになるマンボウをつくろうとしているのだよね。そして、マンボウはおとなになるまでにいろいろなかたちにすがたをかえていきますが、さいしょはトゲトゲしたかたちをしています。それはやっぱりおよぎがおそいから、てきから食べられないようにしているんだよね。あと、海の波にながされないために、たくさんの方向から水にぶつかるようにトゲトゲしてバランスをとっているんです。それが、大きくなるにしたがって、あの平べったいかたちにかわっていくんです。おとなになるには10年ぐらいはかかるのかな。じつは、マンボウはどのように生きているのか、いまだに人間にはあまり知られていないおさかななんですね。だからこれからもっともっとわかっていくようになるとおもいますよ。
さかなナビゲーター:さかなくん 先生
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