きょうりゅうのうんこがどれくらいかというと、じつは化石(かせき)になって今でものこっているんです。たまたま地面にうまったものがのこっていて、石になったのですね。
わたしはむかし、アメリカでこのうんこを「運(うん)がつきますよ」なんて言われてかったことがあります。でもね、肉食(にくしょく)のきょうりゅうのうんこというのはじつはそれほど大きくないんです。
じゃあいちばん大きいうんこはというと、ブラキオサウルスなどのように、草食(そうしょく)で、からだがとても大きくて、首の長いきょうりゅうたちのものです。このうんちはひとつのかたまりがメロンぐらいの大きさになるんです。
しかも、そのメロンぐらいのかたまりがつぎつぎポトンポトンっていっぱいでてくるからすごいよね。そのつみあがった大きさは、人間の大人の腰(こし)ぐらいの高さになるんだよ。そうしてみると人間5人分のうんちよりも多いよね。見てみたいよね。
今はきょうりゅうがいないからよくわからないかもしれないけど、動物園(どうぶつえん)に行って、大きい動物のうんちを見てみるといいと思います。いっぱい食べる動物は、やっぱりいっぱいうんちをしているんですよ。さんこうにしてみてね。
イラストレーター:ヒサ クニヒコ 先生
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