まずやくそくしてほしいことは、もし赤ちゃんスズメがケガをしていないなら、天気のいい日の朝にそっとにがしてあげましょう。
どこかケガをしていたら、動物病院でみてもらって、ケガがなおったら、やっぱり外ににがしてあげてくださいね。
その赤ちゃんスズメはもう羽(はね)がはえているのかな?はえているのなら、ちょうど「すだち」といって、おかあさんとわかれていちにんまえになろうとがんばっているときです。
このころのスズメの食べものは「虫」です。「お米」だとこどものうちは栄ようが足りないし、うまく食べることもできません。
だから、おうちの近くのペットショップでこん虫のよう虫をかってあげてください。100ぴきから150ぴきで200円ぐらいです。
赤ちゃんがおなかをすかせて口をあけたら、1回に4ひきから10ぴきあげるといいです。
エサをあげる時間は、30分から1時間に1回。鳥は、エサをあげる回数をひじょうに多くしなければなりません。
というのも、体が重いと空を飛べないでしょう。だから鳥はエサを食べても体にためず、すぐにウンチにして外に出しちゃうんです。
そして水は、こん虫のよう虫をあげる前に、ピンセットの先に水をつけて1てきあげればいいです。
自分で水を飲めるようになったら、水入れであげてください。1週間ぐらいおせわしたら、家の中で飛ばしてみましょう。
そしてうまく飛べるようになったら、必ずお外へはなしてあげましょうね。
動物コンサルタント: 川口 幸男 先生
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