鳥は、とぶときによく羽をバタバタさせていますよね。
あれは1秒間にどれくらいバタバタさせているかわかりますか?
鳥のしゅるいにもよりますが、いちばんはやい「ハチドリ」という鳥は1秒間に50回ぐらいバタバタしているんです。
どうしてあんなにはやくバタバタできるのでしょうか。
それは、むねのきんにくがすごく強いためなんです。
鳥というのはむねのあたりがとても大きいんですね。
ニワトリなどを食べたときによくわかるんだけど、むねのあたりのきんにくが本当にすごいんです。
中には体全体のおもさの半分ぐらいが、きんにくになっている鳥もいるんですよ。
その大きなきんにくを使ってバタバタはばたいているんですね。
日本野鳥の会ネイチャースクール 安西 英明 先生
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