カブトムシのよう虫は、あまり外に出てこないものです。
だから「だいじょうぶかどうか」ときかれると、だいじょうぶじゃないかもしれません。
そのよう虫がどうして出てきてしまったかというと、つぎの3つのうちどれかのせいだとおもいます。
まずはとってもあついばあい。
たとえば、おひさまの光がたくさん当たるところにおいてあったり、気温(きおん)が高くなるようなところにおいてあると、あつくてあつくてしかたなく出てきちゃうんだ。
そして、よう虫のはいっている土は、しめらせなくてはいけないよね。
キリフキなどで水をかけているとおもうんだけど、そのときに水をかけすぎてしまっておぼれちゃったばあい。
くるしくなって出てきちゃうんです。
そしてさいごは、ひとつの入れものの中によう虫をたくさん入れすぎちゃったばあい。
人と同じでせまいのがいやで出てきちゃいます。
だから、いろいろことをちゅういしなくてはいけません。
あついのか、水のやりすぎか、せまいのか。
このどれかだとおもうのでちゅういしてみてください。
それをきちんとやっても出てきてしまうときは、びょう気やキセイ虫がついていたりしているばあいです。
プロナチュラリスト・佐々木 洋 先生
|