イルカと同じようなどうぶつに、クジラがいます。
クジラとイルカは、すごくにていて区べつがあまりつきにくいんですね。
なまえのちがいはもちろんですけど、そのちがいは大きさからくるところが大きいんですよ。
たとえば、シロナガスクジラって大きいでしょ?あとよく知られているのはザトウクジラ、これは海の上でジャンプしたり、しっぽを見せたりするクジラです。
ホエールウォッチングがはやっているんですよね。
こういった体の大きいクジラなどは、一度もぐると2じかんぐらいでてこなくても平気なんですが、イルカは体が少し小さいし、およぐスピードがちがうからね。
クジラより長いじかんもぐっているのがにがてなんです。
だいたい20分から30分くらいですね。
でも、夜などはしずかにしていると、1じかんぐらいもぐっていられます。
ただし、たえずアンテナをはっていて、いろいろな音をキャッチしているんです。
そうして、いきが切れると海の上に上がっていっていきをすって、またもぐってしまいます。
くうきをすっているじかんは、すっごくみじかいですよ。
イルカもにんげんと同じで夜にねるどうぶつなんですけれども、いきをすったりはいたりするりょうを少なくしているんですね。
海のどうぶつはそういったことをとてもじょうずにできるんですね。
横須賀市自然人文博物館・林 公義 先生
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