いきもの
Q. ツチノコは本当にいるんですか? (小2・おとこ)
A. キミはどうやってツチノコを知ったの?

こども:テレビでやってた!

そうか、何かに似てた?

こども:デブなヘビ!

なるほど、そ〜だよね〜(笑)。ツチノコってね、昔から「いる、いる」って言われているのに誰ひとりとして見たことがないんですよ。だから、「つくられたものじゃないのかなぁ」って言ってる人もいるの。

こども:でもテレビでは飛騨の高山にいるって言ってたよ!

うん、確かにあちこちにそういう説もあるんだけど、見たことある人がやっぱりいないんだよ。でも、ほら、いると思った方が楽しいこともあるでしょう?そういうのって他にもあるんだよ。キミは「龍」って知ってる?

こども:うん!

龍だって、よく見ると爪があったり、ライオンの様なたてがみがあったりして、なんとなくいるように思いがちだけど、本当はいないんだよ、ね。こんな強い動物がいればいいなとは思うんだけれども、なかなかいないんだよね。だからツチノコもいないのかもね・・・。キミが大人になったら見つけに行くっていう方法もあるよ。

毒蝮先生:龍は中国でつくられた架空の動物で、本当はいないって言うけど、ヘビが空にのぼって龍になって雨を降らせたりしてまた地面に帰ってくる、っていうお話もあるんですよ。だから、ツチノコが天にのぼって龍になるっていうのも考えられるよね。

国司先生:「龍座」という星座もあるんですよ、北の方の空にね。

そうなんですか・・・じゃあツチノコが空にのぼって龍になって、さらに天空にのぼって星座になって地球を見てるのかも知れないよ。でも、ツチノコを発見したら賞金をあげようとしたところもありましたよね。キミが本当に見つけたら、大金持ちになれるかもよ(笑)。

獣医師・兵藤 哲夫 先生

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