14. February 2001 on air

78年、専修大学マジックサークルでマジックを始める。 1982年専修大学文学部卒。同年、婦人画報社(現・アシェット婦人画報社)に入社。89年『ヴァンテーヌ』創刊と同時にヴァンテーヌ編集部に所属。
84年には、SAMラスベガス大会ステージ部門で優勝。
88年FISHオランダ大会ゼネラル部門第三位。その実力が評価され、オランダ、スペイン、ポルトガル、そして日本でもテレビ出演。
93年に横浜にて、マジック・ユニバーシアードをプロデュースしたことをきっかけに、94年から銀座小劇場にて『Let‘s Magic』をプロデュース。
ヴァンテーヌ副編集長をつとめる一方、『Let‘s Magic』は、今年で22回目を数える。

女性に人気のファッション雑誌、『ヴァンテーヌ』の編集に大忙しなのは、副編集長の下田結花さん。
研ぎ澄まされた感性で、ホンモノを見極めます。
下田さん
「日本の女の子に少しでもオシャレになってほしいって思うんですよ。オシャレっていうのは、女性が幸せに生きていくために、絶対に持っていた方が良いテクニックだと思うんです。持っていることで、より幸せな人生を生きることができると思うんですね」

そして、編集追い込みの最中、下田さんが向かった先は、銀座にある小劇場。
今日、ここでは『レッツ・マジック』のリハーサルが行われます。そう、下田さんはマジック・プロデューサーでもあるのです。
下田さん
「誰でも夢ってあるじゃないですか。でも、現実には叶わない事がいっぱいあるわけ。ここで何か現れれば良いな、消えれば良いなっていうのが、唯一マジックの世界では可能になる。やっぱそこに、みんなが感動するんだと思いますし、そういう場所を提供したいという想いがありますね」

オシャレとマジック、得たモノは?下田さんが得たものは?
下田さん
「鳩を出すというマジック一つにしても、やる人によって全く違った物になる。自分が考えたり、感じたり、良いと思ったことを形にしていくっていうオリジナリティというのは、雑誌であっても同じだと思います」
「この服を着ようと思った事で、一日乗り切れたり、オシャレってそういう力があると思うんですよね。マジックも同じたと思うんですよね。マジックを見て、辛かったけど立ち直ったとか、きっと両方ともその人を幸せにできるものなんじゃないかなって」


下田さんは『オシャレ』や『不思議』をプロデュースするために、自分の感性を磨いています。

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