18.October 2000 on air

大妻女子中学・高校で国語を教えている、在職18年のベテラン教師
授業の一回一回が演劇だ、と語る彼女は、教えるべきポイント、生徒の集中力などを計算に入れ、シナリオを書くように、念入りに授業計画を考える。
彼女のもう一つの顔は、劇作家で演出家。高校時代から続けている演劇活動は、教師になってからは演劇部の顧問として続けている。
高校演劇界では今やカリスマ的存在。「陽のうらうらと」「GRADUATION」「WILL」などの演目は、高校演劇の定番レパートリーとなっている。

遊びを取り入れた授業から生徒とのコミュニケーションを図ろうという、型破りな先生、横内星美さん。

「教科書の文字だけではない所で学べたら素敵だなと思うんですね。実感が伴う授業というのを目指していきたい」

実は横内さん、高校演劇界ではカリスマ的存在。母校での演劇活動を経ていまでは劇作家、演出家としても注目されているのです。
彼女の作品「GURADUATION」「陽のうらうらと」などは多感な若者たちの"今"をいきいきと描いています。

横内さん
「放課後のこの集団の中で共に生活しながら一緒に生み出していった作品たちです。お互いにけんかしてでもいいから話し合って、コミュニケーションを図っていくことが台本を書く上で一番大切なことだと思います」

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