きらりすと

26.July 2000 on air

劇団四季の裏方として活躍している音響担当チーフの千葉真理子さん。
ご主人も同じ音響マンの先輩でもちろん職場結婚。

劇団四季『壁抜け男』の中で、音響チーフを務めているのが千葉真理子さん。

裏方である音響の仕事と表舞台に立つ俳優さん。あまり接点が無いように見えますが、実は密接なコミュニケーションが舞台の成否を決めるんだそうです。
出演者のひとり、石丸幹二さんは…。

石丸幹二さん：
「気温によっても湿度によっても微妙に変わる音を、いい音に仕上げていく作業があるんです。こっちが信号を送ると彼女がパパパッとやってくれる」

ご主人は同業の先輩。しかし、それぞれが違う舞台を担当するので、一年のほとんどがすれ違いの生活。

千葉さん：
「さびしい時はありますが、仕方ないですね。ま、その分、ふたりいっしょにいれるときはなるべく楽しく」
魚は必ず七輪で。それも二人が考える心の贅沢の１つです。

今後の真理子さんの目標は「舞台調整音響の一級」の資格をとることなんだそうです。ご主人はよきパートナーであり、よきライバル。