12.July 2000 on air

日本で唯一プロのハンドベルアンサンブルグループのリーダー。
5オクターブ、61個のハンドベルを7人の奏者で巧妙な手さばきで鳴らす。

日本唯一のプロのハンドベル合奏団、「チェンバーリンギング・ソロイスツ」。
しかしプロとはいえ、日本ではまだマイナーなジャンル。7人のメンバーは、それぞれ別の仕事を持っています。
メンバーの都合をやりくりして全員揃う日を決め、練習に励みます。

午後7時。メンバーが集まってきます。
リーダーの大坪素子さんも、勤務先の不動産屋さんから練習場所へ。

指揮者を置かずに5オクターブ、61個のベルをたった7人で操り、バッハを初めとする複雑な楽曲を見事に演奏します。

大坪さん
「目と耳と、まぁ呼吸ですよね。感覚だけで合わせてるから出来上がることにピタッとあえば、それは本当に自分たちの音楽になる」


メンバーどおしの間を行き来しながらベルを操るダイナミックな動き。
パズルのように割り振られた音に魂が吹き込まれていきます。

7人それぞれのセンスと信頼関係で成り立つ音たち…。

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