12.April 2000 on air

1956年生まれ。
跡見女子大美術史学科、英国インチボード・デザイン学校卒業。
『庭は自然の入り口』との考え方から、人が安らぎを得られる空間としてのガーデンデザインを心がけ、高い人気を得ている。

2000年4月、
神宮外苑で開催された「東京ガーデニングショー」。
そのテーマガーデンをプロデュースした白井さんは、エリザベス女王が総裁を務める英国王立園芸協会から認定された、世界で25人しかいない、ガーデンデザイナーのひとり。

イベント期間中は大船の自宅に帰れない日もあったという白井さんの気分転換法は…

白井さん:
「図面を書いて行き詰まると何となく床の雑巾がけをしたりとか、まわりをさっぱりさせて。そうすると自分の気分もスッキリするので、それから図面を書くと割とすんなり出来てるってことはあります。家族のことを後回しにしてしまうとどうしてもいい図面がかけないなぁって」

今回の作品のテーマは『心の中の鎌倉』。
日本の自然と家族の暮らしのぬくもりがそのまま残っている庭が再現されています。

白井さん:
「家族の輪に役立つ庭造りっていうのが理想なんです。茶の間のように家族団欒が出来る庭、みんなが集まって和やかに楽しめる場所のある庭っていうのが一番いいと思います」

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