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田崎真也さんがオーナーのワインバーで接客中のソムリエ、野田幹子さん。2年前からこの店を切り盛りしています。
ワインは本当に奥が深いという野田さん、今も勉強中です。ワインを見る眼は真剣そのもの。
野田さん: 「今日は楽しかった、ワイン美味しかった、又来るねって、持ってくるまでの“ライブ”が楽しいわけで」 そんな野田さん、実はシンガーソングライターとして、87年にデビュー、十枚以上ものアルバムを出した歌手なんです。 レコーディングにライブと忙しい合間を縫って猛勉強。見事にソムリエ試験に合格しました。 そして、この日は野田さん主宰のライブパーティ。ワインを飲みながら野田さんの歌を楽しもうというお客さんでいっぱいです。
野田さん: 「お腹がいっぱいになってお酒を楽しむっていう時に、そこに何か音楽が流れてるといいなと思って…。そういう大人が遊べる場所にいる本当の意味でのシンガーソング・ソムリエになれたらいいなと」
歌手とソムリエの共通点はあるんですか?
野田さん: 「お客さんの笑顔と私の笑顔が一致するときが、ホント一番幸せな時。日によってはどちらかのマイナスをお互い埋めあっていくような感覚があります。実は、カウンターに入ったことで、もう一回音楽をやろうって思ったんですね」
ソムリエになって野田さんの歌は、少し変わってきたといいます。
栗原さん: 「人の気持ちをより考えたり、伝えるということに関して怠慢にならないっていうような、サービス精神のある歌うたいになれたっていうことかも……」
「ライブにしても音楽にしても、そこから派生して今のソムリエとしての私が生まれて、またその私がそっちへ帰っていくっていう、いつしか融合していくかもしれないんですけど」
このカウンターは野田さんがみつけたステージです。
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