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変光星 ある自閉症者の少女期の回想


「変光星 ある自閉症者の少女期の回想」

森口奈緒美【著】
「私は『死ね!』と言われるたびに、まずそれをローマ字にし、続けてそれを英語読みにするのだった。
『shine!shine!shine!』『輝け!輝け!輝け!』『学校で』、一日当たり何回輝けと言われたかわからない。やっぱり自分は『へんにひかるほし』だった。目立たなかったが、いつも変差で光っていた変光星。それが孤独な自分にとっての、最高のエールだった」(本文217ページより)高機能自閉症の著者、森口奈緒美さんは、幼少の頃父の仕事の関係で日本各地を転々とし、先々で「変な転校生」と言われ、いじめを受けた。そして、いつしか彼女は自ら「へんこうせい」(変な転校生の略)と呼ぶのだった…。本書は、小学6年生のとき、医学書を手に取ったことから自ら自閉症だと気づいた著者が、周囲との誤解にとまどい、いじめに苦しんだ体 験を通して、自閉症を自分の個性の一部として捉えるまでに至った精神の軌跡を追ったものである。

・・・飛鳥新社刊、定価:1650円(税抜)1996年2月出版、ISBNコード:4−87031−260−3

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