▼読み物Vol.3 ブランド考

今さら言うまでもなく、日本人は大のブランド好き。都心のデパートなどには、たいてい高級ブランド店が入ってますが、それが路面にずらりと軒を並べているのが銀座。11月初旬、『グッチ』の旗艦店オープンで、テレビのニュースにも取り上げられてましたよね。

そこで日曜の昼下がり、銀座の高級ブランド店を一巡してみました。どのお店もバッグ売り場の混雑が印象的。なかでもびっくりしたのが、『メゾン エルメス』。文字通り、仏『エルメス』の日本旗艦店です。4階のバッグ売り場には、なかなか手に入らないと噂の『バーキン』が数点並んでいたんですが、目の前でどんどん売れて行く様を目の当たりにしました。1点100万円ほどもするバッグが…。

高級ブランドの代名詞、『ルイ ヴィトン』を抱える、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトングループのホームページによれば、日本での売り上げは世界の14%(2005年度決算)。加えて海外旅行のお土産で買って来る方もたくさんいますから、日本市場がいかに重要か、という説明もありました。

では、値札のゼロが1個も2個も多い高価なブランド品を、無理してでも買ってしまうのはなぜなんでしょうか?

品質・デザインの良さで選ぶのはもちろんのこと、ついでにそのブランドのイメージも買っている、って事がよく言われます。高級ブランド品なら身につけるだけで、「お金持ち」とか「おしゃれ」とか他人に思わせることができるから、と。だから高級品とひと目でわかるブランド品に人気が集まるんですね。

そこで「ブランド品を買うときは、マークの大きいものに目が行く」と答えた県日本一を発表!その背景にある県民性も探ります。

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