▼読み物Vol.2 トイレ考

最近こんなボヤキをよく耳にします。
「いやー、カミさんに座ってしろ!って言われちゃってさ・・・。」
そうです、最近トイレに座って小用を足す男性が増えてるみたいなんです。番組の会議も、この話題でさんざん盛り上がりました。ああ、あの新婚の構成作家先生も、このディレクターも、奥様に押し切られて便座に座るようになったのか…。トイレは狭くとも、掃除は意外に大変。汚れをできる限り防ぐため、立って小便を撒き散らすのはやめてくれって事なんでしょうねぇ。

では、一体いつから男性も、便座に座って小用を足すようになって来たんでしょうか。
洋式トイレが日本に入って来たのは明治時代ですが、TOTOで洋式便器の出荷数が和式を上回ったのは1977年。およそ30年前からどんどん増えて行って、1985年には洋式トイレが主流になってしまいました。その後バブル時代を経て女性の社会進出が進んだ事が、男性の「座って小用」に拍車をかけたのではないかと睨んでいます。

共稼ぎのご夫婦の場合、旦那さんだって家事をせざるをえませんから、できるだけトイレをきれいに使わないと、自分が掃除する羽目になるのでは!?
あるいは、先に挙げた番組スタッフのように、結婚を契機に座ってするようになったという男性。社会的に男女の力関係が平衡しつつあるおかげで、家庭でも女性の意見が強くなったってこと!?

そこで「おしっこをする時、便座に座ってしろ」と、奥さんに言われているご主人に注目!この現代事情を県民性から切り込んでみます!

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