現場レポート

26  第9話、放送終了しました!! part1

ついに訪れた『龍馬暗殺』の日!!第9話をご覧になった方の中には、衝撃のあまり”言葉を失ってしまった”という人も多いのではないでしょうか。原作とはまた違った形で描かれた運命の日!史実通り、額を斬られてしまった龍馬の運命やいかに…!?
みなさんからのご感想や、出演者へのメッセージ等は「ファンメッセージ」まで。どしどしお待ちしています(^^)

(※先々の展開予測や、番組とは関係のない書き込みはご遠慮願います)

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『ええじゃないか』とすれ違う仁の一行

【六根清浄】
京への道を急ぐ仁先生の一行が、道でなにかを唱えつつ踊る『ええじゃないか』の群衆と一瞬すれ違うシーンがありました。彼らが口々に唱えていたのは、『六根清浄(ろっこんしょうじょう)』。『ええじゃないか』には、特に決まりの「踊り」や「振付け」などはないということを先週更新の「お江戸マメ知識」コーナーでもご紹介しましたが、この『六根清浄』は“人間にそなわった六根(五感+第六感)を清らかにすること”を願い、かつては登山の際の掛け声として用いられていたのだそうです(戦前までは富士山登山の際にも)。
ちなみに俗説では、この『六根清浄』がなまって、現在の「どっこいしょ」になったといわれているんですよ。

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グツグツ煮え立つ『シャモ鍋』。

【シャモ鍋】
とある日のお昼休憩後。スタジオの一角から、とってもいいにおいが…♪この日に用意されていた「鍋」とは、みなさんのご想像通り、『シャモ鍋』でした!!

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とにかく美味しそうに食べ続けていらした内野聖陽さん

豪快にハフハフとシャモ鍋を堪能していた、“龍馬さん”こと内野聖陽さん。これがまた、本当に美味しそうに召し上がられるものだから…内野さんの周りでお芝居する他キャストやスタッフたちもみな、お昼の弁当を食べたばかりだというのに、またまたお腹が空いてきてしまったようです(笑)。
『シャモ鍋』とは、坂本龍馬の好物として知られる食べ物。何者かによって龍馬が暗殺されてしまった夜にも、風邪気味だったという龍馬がシャモ鍋を食べようとしていたというエピソードは、非常に有名ですよね。

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シャモ鍋を調理する咲さん

ちなみに、撮影中にたらふく食べて「結構お腹いっぱい」になっていた内野さんは別として(笑)、このシーンの撮影が終わると「余ったシャモ鍋を食べたい!!」という希望者が殺到!綾瀬はるかさんや桐谷健太さんもその一員で、早速取り分けてもらい、仲良く腰掛けて召し上がっていらっしゃいました。
と、ここでタイミング悪く、食べそびれてしまった人がひとり。それは…東修介役の佐藤隆太さん。「僕が覗きに行ったら、完全になかったです。非常に残念でした…(苦笑)」。
食べたことのある方はご存知かと思いますが、『シャモの肉』は脂分が少なく、さっぱりとした味わいで、コリコリした食感が特徴なんですよね(^^)

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「いやぁ〜甘露!甘露!」と、酔っ払い顔の佐分利先生

そして、ここでひとつ補足をしておくと、桐谷さん演じる佐分利が「甘露、甘露」と言っていましたが、あれは”美味しいお酒だなぁ(甘くて美味だなぁ)”という意味なのだとか。その昔、日本酒は「甘いほうが美味しい」とされていたことから、こういった言葉が生まれたのだそうですよ。
このシーンでは、ベロベロに酔っ払っているという設定だったため、メイクさんに濃いピンク色のチーク(ほお紅)を塗ってもらい、”恋をしたアニメの女の子”のようなほっぺになっていた桐谷さん。大沢さんや綾瀬さんから顔を覗き込まれ「カワイイ」と、またもや現場でイジられていました(笑)。

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第9話撮影中の、別日の桐谷さん。差し入れのラムネを豪快に飲み干して…

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最後はとびっきりの笑顔をくれました(サワヤカ〜)!

(part2 へ続く)