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4月21日日本上陸

プロダクションノート

ごあいさつ ―「IRIS」の放送を終えて―

 18回にわたる放送が終了しました。いかがでしたでしょうか?

 放送開始以来、毎週毎週たくさんのご意見をいただきました。吹替え版、編集に関する厳しいご意見、励ましのご意見、それぞれに大変勉強になりました。どうもありがとうございました。

私が何より嬉しかったのは、これまで韓国ドラマを見たことがなかったけれど、これはハマッた、というご感想をいただくことでした。私は、今でこそ韓国語をしゃべり、韓国のエンターテインメント関係の方々とお仕事をしていますが、10年前までは韓国に対する興味はゼロでした。ですから、韓国ドラマを見たことがない、見ようとも思わない、という方々の気持ちが理解できるのです。

そんな私を変えたのは、映画『シュリ』でした。仕事で韓国のメディア事情を調べていた時に、ハードばかりでなくソフトにも目を向けないと、といういわば仕事上の義務感で観ました。劇場ではなく、ビデオを借りて。全く期待していなかったのですが…

 いやあ、度肝を抜かれました(笑)役者が凄い!脚本が凄い!演出が凄い!何これ?!何これー!!って感じでした。それを、知人であった田代親世さん(韓国エンターテインメント・ナビゲーター)に話すと、「だったら是非今度はこれを」と薦めてくれたのがドラマ『秋の童話』でした。一発でハマりました(笑)イケメンに?というより(まあ、正直それもありますが)、まずは「韓国語ってこんなに優しい響きを持っていたんだ」と感動したのを覚えています。目から鱗でした…。

 あれからちょうど10年。今年「IRIS」をゴールデンタイムで放送するに当たり、我々が目指したのは、“韓国ドラマに興味がない視聴者の方々にも振り向いてもらうこと”でした。
韓国に触れることで、私の人生は変わりました。苦労も多かったですが、貴重な出会いもたくさんありましたし、楽しい思い出もたくさん出来ました。2006年の「輪舞曲」はそうした中で結実した記念すべきドラマでした。『シュリ』と『秋の童話』との出会いが、ここまでくるとは… 感慨深いです。

 大変おこがましいのですが、視聴者の皆さんにとって、「IRIS」が大なり小なり私にとっての『シュリ』や『秋の童話』になるようなことがあれば本望です。
「こんなにステキな俳優さんがいるんだぁ」
「韓国に行ってみたいなぁ」
「韓国語習ってみたいなぁ」
「日本以外のドラマもこんなに面白いんだぁ」
「韓国の人たちって軍事的な緊張の上に生きているんだなぁ」
とか、些細なことでも新鮮な体験をしていただけていたなら、嬉しいです!


 ところで、ラストシーンに絶句した方も多いと思います。やるせないですよね!アイリスの大統領暗殺計画が一段落し、ヒョンジュンとスンヒはいかにも幸せになりそうだったので、余計に…。

唐突に思われたと思いますが、ここは韓国版のまま、編集・カットは一切していません。
ヒョンジュンを撃ったのは誰?なぜアイリスという組織、ミスター・ブラックを手付かずのままにしたのか?… 謎が残って後味が悪いと思われた方も多いのではないでしょうか?韓国でも、この幕切れに「どうして?!」という意見がネットにあふれたそうです。

 この幕切れは、続編を想起させますね。アイリスは全貌を解明されることなく、その脅威は依然として続いていますから。韓国では続編を企画しているそうですが、今のところキャスト、スタッフ、内容とも未定。来年になれば、何か具体的なお知らせがあるかもしれません。
不気味なアイリスに、次回は、誰が?どのように立ち向かっていくのか?今は淋しい気持ちを、いろいろ想像しながら紛らわせるしかなさそうです。

 ちなみに、鳥取で「IRIS」のパート2が撮影される、という噂が流れましたが、これは「IRIS」の“パート2”ではなく、“スピンオフ”の「アテナ」のことです。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、主演はチョン・ウソン(映画「私の頭の中の消しゴム」)、ス・エ(映画「夏物語」)、チャ・スンウォン(映画「先生キム・ボンドゥ」)。「アテナ」では舞台が大統領直属機関であるNSSから国情院に属する機関NTS(National Anti-Terror Service)に移ります。ただし、「IRIS」のチョ・ミョンホ大統領、官邸やNSSの要員もそのまま登場する予定もあるそうですよ。
すでに6月から韓国での撮影が始まり、7月はイタリアで撮影をし、今月から鳥取で撮影予定とのこと。オンエアは12月からSBSで予定しているそうです。

 足掛け半年にわたる放送を応援していただきまして、誠にありがとうございました。

これからも、皆さんに喜んでいただける、心に刻んでいただけるような番組をお届けできるよう、努力を続けてまいりたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。

次の機会にまたお会いできるその日まで、どうぞお元気で!


©2009 TAEWON ENTERTAINMENT/「IRIS」日本版製作委員会