東京郊外のとある一軒家に暮らす、8人家族。一見、今時あまり見られないような仲のよい大家族だ。しかし、彼ら家族には血のつながりは一切ない。あの事件がなければ、一生会うこともなかった者同士だった…。
その事件とは、東南アジアの美しい街で観光バスの転落事故である。
25歳の
井坂将吾(堂本剛)
は妻の
亜由美(岡本綾)
との新婚旅行中に。
32歳の
秋庭智彦(ユースケ・サンタマリア)
は、単身赴任中に家族が旅行に訪れていたが、仕事のトラブルでバスに同乗できなかった。22歳の
原口仁美(酒井若菜)
は、不倫中の恋人とのバカンス中に。そして17歳の
長峰翔子(井上真央)
、14歳の
中西光太(西洋亮)
、10歳の
青山宏樹(泉澤祐希)
、51歳の
遠山映子(いしだあゆみ)
、71歳の
河野清一郎(田村高廣)
らだけが、奇跡的に生き残った。だが、将吾は妻を失い、他の皆も、家族や恋人など、最愛の人を失ってしまう。大きく報道された事件は、あっという間に風化してしまい、世間からは忘れられるが、彼らの心の傷は、少しも癒えることはなかった。
3ヶ月後、慰霊祭のために現地で8人は再会する。そして、現地の旅行会社に勤務する
新見まゆみ(紺野まひる)
も、一人で慰霊碑を訪れていた。その夜、彼らは食事を共にしてお互いの思いを語り合う。
自分をわかってくれるのはこの人たちしかこの世界にはいない、と思った将吾は、「皆で一緒に暮らすっていうのはどう?」と皆に手紙を出すが…。
(演出:平野俊一)
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