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今夜ひとりのベッドで

毎週木曜夜10時

本木雅弘 インタビュー

「歪(イビツ)な喜劇」っていうのが、なんとも切ない感じがするじゃないですか。この歌詞が広げてくれている世界観みたいなものに、どんどんドラマが届くといいですよね。
本木雅弘

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いよいよインタビューの後編。「単純な恋愛ゲームの話じゃない」という本木さんの話の展開は、どのような方向へと向かうのか。本木さんが考える『今夜ひとりのベッドで』の結末を予言!?

ところで明之の性格って?まだ1話を見た人たちには見えてない明之の部分がありますよね。

そうですね、実は私自身にも見えてません(笑)。
優しさと責任感を持つ正直な人間ではあるけれど、要領はいまひとつ。女性に対しては父親が家を飛び出した以降、心身ともに苦労した母親の姿を見てきた影響から、自然と自立している女性を好んできただろうとは思いますが、「本当に自分が、相手に求めているものは何か?」って、自分の胸に問いただしたことはないかもしれない、という感じがしますね。その問が、もしかしたら梓の存在によってなのか、結婚7年目を迎えて何不自由なく過ごしている夫婦関係から自然発生的に出たことなのか・・・。ま、とにかくいろいろな理由が複合的に重なって、問われ始めているところですかね。「なるほど、そういうわけでそうなったのか」というのは、今後いろいろ出てくるかと思いますよ。

今後、明之は変化していくってことですか?

どうなんでしょうかね。答えは龍居さんだけが知っている・・・(笑)。
でも、ちょっと話はそれますが、実際、女性の変化の方が大きいですからね。結婚で家庭に入って出産したり、仕事でキャリアを積んだり、まさかの王妃になったグレース・ケリーとか、農家の花嫁とか・・・生き方の環境がガラリと動いたりするでしょ。例えば、「旦那の転勤でスペインに行くことになっちゃったのよ」って、自分の理由じゃなく、急に生活を変えなきゃいけないみたいな出来事がある…。「フラメンコダンサーになりたい!」って、スペインに行ったけど夢叶わず、なんて話は辛いけど、「暇だから昼間フラメンコ始めたら、なんだか目覚めて、ダンサーになっちゃいました!」みたいな人生もあるわけですしね。そういう、思いがけなく変化していく人生って楽しそうだし。まあ、女性に限らず、いわゆる天職とか生きがいなんかを発見するチャンスは、そういう相手が運んできたアクシデント(?)の中に転がっていたりするなんて思うと、人が出会うって面白いことですね。
ドラマ的に、3ヶ月の間で何年分くらいを見せられるかっていうことには、限りがあるけど・・・。梓に「人生最後の時、そばにいて欲しいのは誰ですか?」って、言われた1話のシーンがあったじゃないですか。恋愛模様として、どう決着が着くのかっていうのは知りたいですけど、その後のその後のまたその後の、本当に最後に看取られる時に、それぞれがそれぞれに、どんな最後を過ごして、一体、誰に看取られるのか?(笑)。そこまで出来たら面白いかもしれないですね。
そしてその時、亡くなっていく明之の耳元に響く声
「あなた、ありがとう」「愛しているわ」
「あなた、死なないで〜」
その声の主は、友か梓か、それともアシスタントの純ちゃんか? とかね(笑)。
でも結局、俊介だけだった・・・ってオチもあるけど(笑)。

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