ストーリー


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第19話 「想(おもい) -FAKE-」

(TBS 2月11日(火) OA)

脚本:大野木寛/絵コンテ:安田賢司
演出:安田賢司/作画監督:小原充・浜津武宏


 セクトが倒産するという噂を聞いたダイスケは、アントニアが心配で彼女のマンションを訪れる。
 噂は本当だった。ダイスケは落ち込んでいるアントニアを何とか励まそうとするが、うまい言葉が見つからない。ふと目に入ったアントニアの父の写真を見ると、アントニアは自分がいかに父の影響をうけていたか、そしてその父を想う気持ちから造ったジェイへの気持ちを自分から話しはじめる。
「ジェイを造った事で、少しだけ父を理解できたような気がする・・・」
「死んじゃった人にはかなわないよな。」
どうすることもできないダイスケだった・・・。

 ビィータの幹部の一人、イワナミの私邸。突如人間とは思えないパワーでイワナミを襲う男。イワナミも応戦して相手の腕を切り落とすが、圧倒的パワーの前に息絶える。
 翌日、イワナミ邸で捜査中のエジムンドの前にあらわれたダイスケ。特務課が執政官直属の組織になったので、その権限は拡大されていたのだ。エジムンドによるとイワナミを襲ったのは、マシーンだという。さらに現場に残った切り落とされた腕は、ジェイのものと全く同体だというのだ。

 警察局に確認しに行くダイスケとエジムンド。確かにその腕はジェイのものだった。鑑識によると部品はほとんどセクト製らしい。ジェイにはアリバイがあることからダイスケはジェイと同タイプのマシーンがこのジュドで造られていることを確信する。セクトのデータがどこかに流れているのだ。
 と、そこに現われるジェイ。しかしそのジェイは失った腕を取りかえしに来た偽ジェイだった。
 別件で警察局に来ていたキョウコも巻き込み、署内は大混乱となる。
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