ストーリー


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第11話 「幻(まぼろし) −MIARGE−」

(TBS 12月10日(火) OA)

脚本:大野木寛/絵コンテ:関野橋
演出:関野橋/作画監督:松山光治


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 最近頻繁におこる同一犯による連続殺人事件の捜査に忙殺されるエジムンド。犯人の手がかりは女だということと、被害者は過去に多くの犯罪歴を持つ悪人ばかりということだけ。
 エジムンドはいそがしい身でありながらも元彼女のエリサの呼び出しにはマメに付き合っている。捜査中エジムンドのもとにまたもやエリサから連絡がはいった。今回はいつもより何か思いつめたような感じだ。ただならぬ状況を察したエジムンドは、無理して彼女に会いに行く。エリサはどうやらよく記憶をなくすことがあるらしい。ふと気がついたら、知らないところにまともじゃない格好でいるそうなのだ。連続殺人犯は女らしいという事もあり、もしかして自分が犯人なのではないかと脅える。
 翌日捜査課に顔を出したエジムンドは容疑者のデータを見て、驚く。エリサが容疑者として挙がっているのだ。
「バカな!彼女が犯人な訳が無い!」暴れるエジムンドを同僚達が押さえる。 「エジムンド、暫く休暇を取りたまえ」エジムンドは捜査からはずされる。この仕事に私情をはさむのは許されないのだ。
 成す術を無くしたエジムンドは、ダイスケを呼び出す。助けてくれとなかなか言えないエジムンドの気持ちを察したダイスケは、手助けすることを了承する。
「・・・わかったよ。・・・らしくないぜ、エジムンド。」「ああ、らしくねぇな」
 捜査を始めるダイスケ。街の友人たちに聞き込みをするが、エリサはアリバイが無く状況的には不利だが、被害者の因果関係も全く無い。「とにかく、本人に会ってみるか」ダイスケが、刑事たちのが張り込んでいるエリサの家の前に来た時、ほとんど放心状態のエリサが出て来た。話し掛けようとするダイスケを、捜査課の同僚ロメオが止める。駆け出して行くエリサ。追い掛けるダイスケとロメオ。しかし、なぜか見失ってしまう。何か思うところがあったのか、ダイスケは分室に戻って、エリサを徹底的に調べる。そしてこの事件の真相を、ダイスケは確信する!


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