第10話 「弾(たま) −GUNS−」(TBS 12月3日(火) OA)脚本:高寺彰彦/絵コンテ:薮下昌二 演出:薮下昌二/作画監督:関口雅浩 セントラルタワーへの爆破予告にふりまわされる、エジムンドたち。 ダイスケは傍観しようとするが…。 「エジムンドの仕事だろ」 「事件はまだ起こっていないともいえる未区分案件だ。」 「…そうだな…」 ジェイに諭され、しぶしぶ捜査を始めるダイスケ。タワーほどの建物を爆破するには、大量の爆発物が必要であろう、まとまった弾薬の量があるところといえば……国防陸軍駐屯地へと向かう。 そこでダイスケが見たのは、すっかり平和になって、仕事へのモチベーションを無くした軍人達だった。しかしその中でひときわ生きのいい、血気盛んな老兵がダイスケに近寄って来た。男は、元陸軍南区方面戦車中隊で、現在は予備役のヴァルタ・ユルゲンス大尉だった。 ヴァルタは一目でダイスケを気に入り、孫娘を紹介しようと家のホームパーティーに強引に招待する。 人なつっこい主人と奥さん・・・あまりにも普通な家庭に、少し戸惑いながらも平和を感じるダイスケ。と、そこにヴァルタの孫娘が仕事から帰って来た。 「なんで・・・私ん家にいるわけ?」 その娘は、ダイスケのよ〜く知っている人だった。 「何じゃ、お前達知り合いじゃったか。儂がキューピットになるまでも無かったのか…」 |
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