ストーリー


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第1話 「街(まち)−GUY−」

(TBS 10月1日(火) OA)

脚本:赤根和樹
絵コンテ:赤根和樹
演出:山崎たかし
作画監修:結城信輝
作画監督:小林理、外崎春雄


立ち並ぶ高層ビル。その谷間にポツンと存在する緑地帯。墓地で厳かに行われるレオネリファミリーのボス"初代ヴァンパイア"の葬儀を、遠くから見つめる男二人……。
 都市安全管理局・特務課に勤務するダイスケ・アウローラは、ファミリーの次のボスを探る為、相棒のアンドロイド・ジェイに参列者のデータを解析するよう指示をだす。〜犯罪の芽を事前に察知してこれを排除することが目的の特務課としては、この都市"ジュド"の闇社会を取り仕切る組織をマークするのも任務の一つだ。〜ダイスケは初代ヴァンパイアの一人息子クレアに興味をしめすが、まだ年令は19歳。結局2代目は特定出来ず、任務にそれほど執着しないダイスケはその場を後にする。これが、後の最大のライバルとの初体面になるとも気付かずに。

翌日、密入国者の情報を得て、調査を始めるダイスケ。カブキロードをぶらつき、馴染みの友人との世間話を続ける。これが彼の情報収集のスタイルなのだ。友人のうちの一人、雑貨屋を営む"将軍"と呼ばれる老人から、ソロッソの店に見知らぬ男達がきた事を知らされる。
何気に店に入ったダイスケが見たのはソロッソの死体だった。さらに彼は自分に向けられている視線を察知する。
事件の危険度から銃を携帯するダイスケ。後をつけて来る謎の男。ダイスケは路地裏に男を誘い込む。男はアンドロイドのミーシャだった。
「アンドロイドはこの街じゃ違法だぜ。…存在しちゃいけないんだ。」
銃で応戦するダイスケ。しかしチューンナップされたアンドロイドに銃は効かない。ミーシャはジェイを捕獲する為、彼を呼び出すよう強要してきた。護衛アンドロイドであるジェイはテレメータで主人を監視しているはず、そう思うミーシャはダイスケをなぶり殺しにしようとする。
ダイスケは背後に巨大な組織が存在していることを確信する。

その時、ビルの上から黒いコートをなびかせて飛び下りて来る影が……。
ダイスケの前に激しく着地!
噴き出す蒸気!
「男がいつまでも地面に這いつくばるものではない……」
ミーシャはジェイの圧倒的なパワーを目の当たりにする。
「お前が噂のヒートガイ……」
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