現場レポート

20200802(日)

みなさんこんにちは!
日曜劇場『半沢直樹』、第3話もお楽しみいただけたでしょうか?
半沢さんがスパイラルの瀬名社長に逆買収を提案し、第3話も手に汗握る怒涛の展開で物語がグググっと大きく動きましたが、そんな中、ついに片岡愛之助さん演じる黒崎さんが登場しました!

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その前作と変わらない強烈なキャラクターに、黒崎さんの登場を待ちに待っていた片岡さんファンは「よっ、松嶋屋っ!」と思わず掛け声を発しちゃった方も多かったかも…♪

そしてもうひと方、

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今年の1月3日の放送された半沢直樹スピンオフ企画『狙われた半沢直樹のパスワード』で主演を務めた吉沢亮さんです。もちろん役どころは、スパイラルで働く天才プログラマー・高坂さんですよね。
黒崎さんに見つかると大問題になる極秘資料を、間一髪で消去! 2020年新春に続き、またまた東京セントラル証券のピンチを救いました。

それにしても、前作でもそうでしたが、自分が目指す真理のためなら法律スレスレというか、行政処分の対象になることも辞さない、ダークサイドも渡り歩く半沢さんだからこそ、憧れや共感を覚える方たちが多くいらっしゃるのだと思いますが、いかがでしょうか?

っと、そんな個人的な“半沢直樹論”はさておきまして、今回の現場レポートでは、

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そう、物語の中でも、ちょっとしたスパイスにもなっている剣道シーンの、撮影現場の様子を紹介させていただきますね。

さて、学生時代から剣道を嗜んでいるという設定の半沢さん、前作でも剣道シーンが描かれていましたが、第3話の剣道シーンの撮影は、前作と同じ剣道場で撮影が行われました。

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この立派な門構えの剣道場は、埼玉県川口市のとある住宅街にあるのですが、なんだかここだけタイムスリップしたような感じ!?

まず、撮影を始める前には、堺雅人さんほか、賀来賢人さん、尾上松也さんに代わって、剣道指導の方たちに動きの見本を演じていただきました。

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「どれくらい打ち込みますか?」
「半沢さんも打った方が良いですか?」
などなど、代役の方たちからの動きの確認に対して、
「会社の上司なので、森山は半沢さんを打ち負かしたいという思いがあるので、激しく打ち込んでください」
「キメの打ち込みは、わかりやすくカッコイイやつでお願いします!」
などと、動きのリクエストをする福澤監督です。

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ほどなく、代役での打ち込みシーンの撮影が終わると、
「カッコイイ!!」
と、思わず拍手をする堺さんがいらっしゃいました♪
そして今度は、

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防具を付ける準備をして堺さんも撮影に臨みます。

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先ほど代役で撮影された動きを、今度は堺さんに演技していただき、半沢さんの表情を中心に撮影していくんです。
堺さんが動きを把握されたところで、
「それじゃ、ここはスモークを焚いてカッコよく撮影していきますよ!」
と福澤監督です。

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スモークマシンで道場内に煙が満たされるとこんな感じに。随分と雰囲気が変わるものですよね〜。

そうそう、剣道の打ち合いシーンの後、森山さんのセリフで、
「剣道で言うと一足一刀の間合いを取って…」
というものがありましたが、
「この一足一刀の間合いって、どんな意味なんですか?」
と、剣道指導の方に賀来さんが聞いたところ、剣道家の間では割と一般的に知られている言葉とのことでした。それを聞いていた尾上さんも、
「そうなんですね!」
と感心しきり。
初めて聞いた言葉をの意味を知ることで、
「セリフの説得力が違ってくるよね」
と、確認しあう賀来さん&尾上さん、剣道経験者としての森山&瀬名を演じるお二人の“役者魂”をグググっと感じられたやり取りでした♪
台本に書かれているセリフの一言ひとことに対しても、演じている人物の気持ちになり切るよう、出演者のみなさんが精進しているからこそ、ドラマを観ている側にも伝わるものがあるのですよね…♪

ということで、日曜劇場『半沢直樹』、次回8月9日は第4話の放送です!
第4話も、ご覧になられるみなさんの期待を裏切らないジェットコースター的な展開が待っていますので、ぜひぜひお見逃しのないよう、よろしくお願いいたします!!

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