ドリマ署 橋本班 "ハシ"チョウ日記
「ハンチョウ〜神南署安積班〜」の橋本プロデューサーが本音を語る必見ブログ!
vol.05
3月29日 (日)
橋本です。
相変わらず、連日脚本打ち合わせの日々です。
去年から突然花粉症になってしまったため、この季節の打ち合わせは結構ツラいです。
頭がボーっとして集中できないし、何より間の抜けた鼻声で「そんな展開有り得ないでしょうっ!」と脚本家さんと激論を戦わせても、緊張感の無いことおびただしい。
今日も朝からすでにティッシュ1箱使ってしまいました。
この前、蔵之介さんと話していたら、花粉症の話題になり、
「僕も花粉症の一番ひどい時に舞台があって、本番中に鼻をかむわけにもいかず、しかも出ずっぱりでそのままキスシーンまであって、相手の女優さんにはホント申し訳なかったです・・・」
とおっしゃってました。
確かに舞台はツラいでしょうねえ。
それに比べれば、打ち合わせなんか何の問題も無いんですが、それでもやっぱり集中してものを考えるには最悪なコンディションです。
しかし!
花粉症を言い訳にしてる場合ではありません。
現在、「ハンチョウ」は第4話まで決定台本になっているのですが、いま私の手元には、第5話の改訂準備稿(第9稿)、第6話の準備稿(第2稿)があり、さらに準備稿になる前の脚本が1作、ストーリーラインを組み立てたプロットが3作あって、脚本家さんが全知全能を傾けて作り上げたこれらの作品を、さらに磨きをかけて決定台本まで持っていかなければならないのです。
もうね、電車の中でちょっと居眠りしてる時にも、脚本を直してる夢を見ますよ。
道を歩いてる時も、気がつけば「あそこで犯人が残して行った決定的な証拠を、安積がどの時点で気付くかがこの話のポイントだな」とか考えてる。
まあ、もともとミステリーとか警察小説とか好きだったので、実はそれほど苦にならないんですけどね。
この企画を立ち上げるために、元刑事の方に話を聞いたり、いろいろ取材したり、参考文献を読んだりしたんだけど、「うわあ、こんな面白い話が聞けて、こんな面白い本が読めて、それで仕事になるなんて、なんだか申し訳ないっす・・・」って思いましたもん。
マジで。
特に、去年の秋から年末にかけては、集中して参考になりそうな書籍を読み込んだのですが、もう、至福の時でしたね。
仕事でミステリーが読めるなんて・・・。
と言っても、日中はキャスティングや予算の打ち合わせなど、ドラマ立ち上げに必要な業務が山ほどあったので、結局は業務時間終了後の夜更けに読んでたんですけどね。
それでも幸せな時間でした。
その間に読んだ本。(再読も含む)
「二重標的(ダブルターゲット) 東京ベイエリア分署」
「虚構の殺人者 東京ベイエリア分署」
「硝子の殺人者 東京ベイエリア分署」
「蓬莱」
「イコン」
「警視庁神南署」
「神南署安積班」
「残照」
「陽炎 東京湾臨海署安積班」
「最前線 東京湾臨海署安積班」
「半夏生 東京湾臨海署安積班」
「花水木 東京湾臨海署安積班」
「隠蔽捜査」
「隠蔽捜査2 果断」
(以上 今野敏)
「警視庁捜査一課刑事」(飯田裕久)
「警視庁捜査一課殺人犯」(毛利文彦)
「警察のしくみ」(北芝健)
「警察裏物語」(北芝健)
「警察裏バイブル」(別冊ベストカースペシャル)
「笑う警官」(佐々木譲)
「金融探偵」(池井戸潤)
「ゴールデンスランバー」(伊坂幸太郎)
「フェイク」(楡周平)
「警官の血」(佐々木譲)
「虚像の砦」(真山仁)
「八日目の蝉」(角田光代)
「マークスの山」(高村薫)
「雪虫 刑事・鳴沢了」(堂場瞬一)
「償い」(矢口敦子)
「行きずりの街」(志水辰夫)
「ストロベリーナイト」(誉田哲也)
「蜘蛛の糸」(黒川博行)
「警察庁から来た男」(佐々木譲)
「誘拐」(五十嵐貴久)
「流星の絆」(東野圭吾)
「紅蓮」(村中豊)
「ヤクザマネー」(NHK取材班)
「犯罪小説家」(雫井脩介)
「ジョーカーゲーム」(柳広司)
「誘拐児」(翔田寛)
「退職刑事」(永瀬隼介)
「それでも警官は微笑う」(日明恩)
「予知夢」(東野圭吾)
「オリンピックの身代金」(奥田英朗)
「死刑基準」(加茂隆康)
「夕映え天使」(浅田次郎)
「ジウ?〜?」(誉田哲也)
「告白」(湊かなえ)
「夜のフロスト」(R.Dウィングフィールド)
「警官の紋章」(佐々木譲)
「造花の蜜」(連城三紀彦)
「素行調査官」(笹本稜平)
「鼓動 警察小説競作」(今野敏ほか)
こうして見ると、かなり読書傾向が偏っていて、なんだか恥ずかしいです。
きっと、「えーっ!あの作家のあの本も読んでないんですかあ!」って、ミステリー好きの方には言われると思います。
すいません。先に謝っておきます。
でも、今野先生を始めとして、現代日本のミステリー界、殊に警察小説の世界のレベルはすごいことになってますね。
まさに群雄割拠、錚々たるつわもの達が居並び、非常に高いクオリティの作品を続々と発表しています。
ドラマの世界も負けないようにしなくちゃ・・・・。
今の私の最大の楽しみは、先日発売になったばかりの今野先生の最新作「隠蔽捜査3 疑心」(新潮社)を読むこと。
発売されてすぐに買ったんだけど、まだ読む時間が無くて、カバンの中に入ったままになってるんです。
さあ、今日こそ早く打ち合わせを終わらせて、読むぞおっ!
