コンテンツへジャンプ

ここからコンテンツです

ドリマ署 橋本班 "ハシ"チョウ日記

「ハンチョウ〜神南署安積班〜」の橋本プロデューサーが本音を語る必見ブログ!

vol.41

8月31日 (月)

橋本です。



一夜にして政権は代わるし、朝から台風は直撃するし、
何だかモミクチャにされて、行く季節を惜しむ間もないまま、
8月が終わろうとしています。



今日で、このホームページへの書き込みも一旦終了となります。



3月のオープンから数えてちょうど6ヶ月。
本当に長い間、ありがとうございました。
会社に来ると、まずこのページを開いて、皆さんからのご意見や感想を読むのが、この半年の私の日課となっていました。
励まされたり、勇気づけられたり、時には貴重なアドバイスに深くうなずいたり・・・・。



明日からも、ついページを開いてしまいそうです。
そして、ああ、そうか・・・と淋しくなるのでしょう。



でも、「いつか、また、どこかでお会いしましょう」ではなく、
「3ヶ月後に、また、ここでお会いしましょう」と言ってお別れできるのは、本当に幸せなことだと思います。
冬の初め、新しくこのホームページが立ち上がった時、
オードリーの春日くんくらいに胸を張って皆さんにお会いできるように、これからの3ヶ月、自分の人生の集大成のつもりで全力を尽くしたいと思います。



テレビの世界も激動していて、なかには、
「もうテレビはニュースとスポーツとお笑いだけでいいんじゃないか。ドラマなんか要らないんじゃないか」
なんておっしゃる方もいます。
確かに、視聴率だけ見ると、そんな風にも捉えられるかも知れません。



でもね、植物が水だけでは育たないように、
人間も心の栄養を取らないと生きていけないのではないかと思うのです。
すくすく育つためには、植物に窒素・リン酸・カリという3大栄養素が必要なように、人間にも「感動」という心の栄養が必要なんじゃないでしょうか。
それも、1週間に1回ぐらい。



映画を見たり、読書をしたり、旅行に行ったりして、心に新鮮な「感動」を与えてあげることで、私たちは充実した人生を生きていくことができるのだと思います。
でも、すべての人が1週間に1回、映画館に行ったり、旅行に行ったりできるかというと、それはなかなか難しいでしょう。



テレビドラマにできること。
それは、忙しく日常を生きている人たちに、
家庭にいながら、「感動」を体験してもらうこと。
(ワンセグなら、それが電車の中かも知れませんが・・・)
そして、見てくれた人たちの人生を少しでも豊かにすること。



生意気な言い方かも知れませんが、
私はそんなテレビドラマの力を信じています。



「ドラマなんか要らない」と言われてしまうのは、
心の栄養にならない作品しかない、と認識されているからだと思います。
もしそうなのだとしたら、テレビドラマに携わる者として、
自分たちの至らなさを深く反省しなければなりません。



心の栄養が足りないせいで、世の中全体がみずみずしさを失い、
カサカサした住みにくい社会になっているのだとしたら、
それはテレビドラマの責任でもあると思うのです。



やっぱり、テレビドラマは必要だよね。
そんな風に言われるためには、見てくれた人の心に栄養を与えるような作品を1本でも多く作っていく。
それしかないと思います。



「ハンチョウ2」が、少しでも皆さんの心にとって栄養になりますように。
それだけを考えて、この3ヶ月、全力を尽くしたいと思います。



お会いできる日を楽しみに。
お互い、元気で頑張りましょう!
それでは、また。
半年間、本当にありがとうございました。