【概要】40代・50代・60代、各2名の計6名の協力の下、生活に関する動作を文章で10項目用意し、どれだけ記憶できたか検証します。
まず、1回目の実験では、動作文書10項目を1分30秒で丸暗記してもらい、どれだけ思い出して実践できるか調調べました。
ほとんどの方が10項目中、クリアできたのは半数以下だったのです。
諏訪東京理科大学 脳システム論:篠原菊紀教授
「文章で思い出そうとしてもなかなか難しくて、思い出すことができません。
ですが頭の中でイメージするだけでぐっと思い出しやすくなります。」
そこで今度は、先程とは違う新たな10項目を同じく1分30秒の間に覚えていただきます。
今回はその項目の動作を、自分がしているイメージ(映像)を自分の頭に描きながら覚えてもらいました。
奥様達の動きは先ほどとは違って驚くほどスムーズになり、全員成績が格段にアップしました。
2回の実験で、10項目を覚えている時の奥様達の脳の中はどうなっていたのでしょうか?
そこで、堤アナウンサーが血流量測定装置を装着して検証しました。
すると、血流量を示す赤い線は、文章を暗記している時よりも、実践しているイメージを思い浮かべたときの方が、
大幅に上昇。
さらに、脳の側面をみると、イメージしたときの方がより前頭葉の広い部分で赤くなっていたんです。
諏訪東京理科大学 脳システム論:篠原菊紀教授
「赤くなっている場所が血流が増しているところ。脳細胞は活動すると血流を要求してきますので、
ここが強く活動していると考えられます。イメージすることは、記憶することにも、それから、記憶した情報を引き出すことにも、
グッと効果があるんです。」
<実験1>
1 テーブルを拭く
2 フライパンをコンロにのせる
3 眼鏡をケースから出す
4 砂時計を逆さにする
5 マヨネーズを冷蔵庫にしまう
6 植物に水をあげる
7 掃除機をかける
8 流しの上の電気をつける
9 2階のカーテンを閉める
10 アイロンを立てる