ある日、祐子(高部あい)が携帯で話をしていたところに、偶然、鉄太(高橋克典)が通りかかる。と、「ちょうどよかったから付き合って」と、鉄太は腕を組まれて連れて行かれてしまう。祐子が向かった先は、なんと産婦人科だった。そこで妊娠がわかると、祐子は「経済的に子どもが産めないから」とウソをつき、中絶同意書を受け取った。祐子の妊娠にビックリする鉄太に、「同意書を書いて」とサラッと言い残して、祐子はその場を去ってしまう。
数日後、鉄太は白紙の同意書を祐子に渡すと、「これはそんなに簡単なことじゃない」と、祐子に諭すが、「運が悪かっただけでしょ」と聞く耳を持ってくれなかった。とにかく相手を探し出そうと、祐子が付き合っていた男子生徒が通う高校に向かい、彼氏を捕まえた。「男なら責任をとれよ」という鉄太に対し、「毎晩違う男と寝ている女に、俺の子どもだなんて言われても困る」と、取り付く島がない…。
とにかく、祐子の母親だけには知らせなければと、鉄太は母親の千里(加藤貴子)に、産婦人科へ来るよう連絡した。その病院で初めて娘の妊娠を知る千里は祐子を叱るが、「誰にも迷惑かけてないし」と、その場を出て行ってしまう。後を追いかける鉄太。祐子を見つけるが、「今日は家へ帰らない」という。偶然会った小牧(井上和香)とともに自分の家へ泊めることにする。
朝起きると、小牧の父親の辻堂が着替えを持ってきていた。そのまま、みんなで朝食をするなかで、辻堂が知里について話を始めた。知里は辻堂の教え子で、高校1年生のときに祐子を身ごもり、周りの反対を押し切って子どもを産んだと辻堂。祐子は初めてそれを知ったのだ。
ある日、祐子の妊娠が校長の武田(沢村一樹)の耳にも届くと、祐子を呼び出しに教室へやってくる。事実を知った生徒たちは、祐子に心配の声をかけるが、祐子は子どもを産むことを決心していた。そんなとき、学校に呼び出されていた千里も教室へやってきた。祐子を諭そうとする千里だが、祐子の気持ちは変わらなかった。それを聞いた鉄太は、「俺がお前を退学にする」という。声を荒げて反発する生徒たちに、「祐子の選んだことを応援したい」と鉄太。「ありがとう」と言う言葉を残して、祐子と千里は教室を後にした。
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