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今日のがっちりマンデーは…1ヶ月に630億アクセス!ということは、1日に20億アクセス!1秒では2万4000アクセス!ニッポンでイチバン見られているインターネットサイト、ヤフージャパン!いまや時代を動かすとまで言われる、ヤフー!ニュース・トピックス!その知られざる現場に密着。そこには、クリック数を伸ばすための独自のアイデアが!今日は、ネット業界の老舗、ヤフージャパン!その素顔が分かる30分です!

■見出しでがっちり!「ヤフー!ニュース・トピックス」!

ひと月に、630億回、閲覧されている巨大サイト、ヤフージャパン!その儲かりの秘密を求めてやってきたのは、東京・六本木、ミッドタウンにある本社。まずは、Tシャツ1枚で、ヤフーのサイトの中でも、最も見られているページを作っている現場に潜入!どんなページなのですか?担当の苅田さん?

苅田さん:ヤフー!ニュース・トピックスの更新業務をやっている部署になります

ヤフー!ニュース・トピックスとは、国内、エンタメ、スポーツなど、8つのジャンルで、
8本ずつアップされる、64本のニュースのこと。

この64本のニュースをチョイスするのが、苅田さんたちのお仕事。ここからさらに、ヤフーのトップページに表示される8本のニュースを厳選!では、このトップページの8本、どうやって選ばれているか?

スタッフ:どなたがどの分野を担当しているとかあるんですか?
苅田さん:それは特に決めていないです

少人数制で、意外と静かな編集部なのですけど、新聞社などからネットで届く、毎日4000本のニュースを全員で全部みる!「これはトピックスになるぞ!」と編集者が思ったら、ピックアップして、見出し作り。ここで、苅田さん、ひとつのニュースに注目!その記事は、サッカーの三浦和良選手が49歳の誕生日にオーダーメードのスーツで意気込みを語ったというもの。これをもとに、苅田さんが作った見出しが、「49歳カズ 60万円スーツで登場!」

苅田さん:紹介したい記事について、この見出しで考えていますというのをチャットの方に書き込んで全体で共有してこれでいいのか、というのをみんなで考えて進めていきます。

ひとりの編集者が、ニュースをピックアップすると、選んだ記事と見出しを全員でチェック。そのやりとりは、ネット企業だけに、パソコン画面上。例えば、藤田さんが考えたのが、こちらの見出し。「G20注目すべき5つのポイント」

上司:具体性がないとあんまり読まれる気がしないなあ。

ネット時代でも、読みたくなる見出しづくりには、経験と感性が必要ってわけ!一方、苅田さんが作った、カズの見出しは…誰からもダメ出しがなかったので掲載。しかも、トップページに選ばれちゃっている!

この、トップページに載せるかどうかは、持ち回りで担当するデスクのジャッジ!それぞれのニュースのアクセスの多さなどを参考に、最強の8本を選んでいるのですって。ただし…

苅田さん:クリックされているものを単純に並べると柔らかいニュースばかりをのせるニュースサイトになってしまうので、読まれないかもしれないけど、大事なニュースも伝えていきます。

なので、トップページは原則、上の5つは硬めのニュース!下の3つはエンタメ、スポーツのような軽めの話題に分かれている!

さらに苅田さんによると、ヤフートピックスの見出しづくりには、頼りになる秘密兵器があるらしい!

苅田さん:今からABテストツールというものを使ってみようと思います。

これは、「見出し」に、AとBの2つのアイデアがある時、その両方を、事前にネットユーザーに見せてしまうという、モニタリング調査!Aの見出しと、Bの見出しを分け、ネットを通じて、ユーザーそれぞれに表示。そして、どちらの見出しが多くクリックされたのかを計測、「人気の見出し」がわかる、ってしくみ。今回は、3つの見出しが候補にあがりました。

A「49歳カズ 60万円スーツで登場」
B「49歳カズ 鮮やかスーツで登場」
C「カズ49歳に 高級スーツで決意」

この中で一番 多くクリックされるのは、皆さん、どれだと思いますか?17時32分30秒、スタート。開始20秒、AとCの見出しが飛び出した!3分経過、譲らないデッドヒートを繰り広げる両者。およそ10分間の激闘の末、中盤以降着実に伸びたAの見出しの勝利!

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苅田さん、勝因は?

苅田さん:具体的な数字出したことによって、伝わりやすくなったのかなと思います。ヤフーのトピックスづくり、細かい技が詰まっているのですね!

▼スタジオでお話を伺いました。

加藤:ニュース・トピックスは、いろんなニュースがある中から選んでいるんですね。
宮坂社長:そうですね。
加藤:実際の出来事と違うことがニュースになっているものってあるじゃないですか。そういう記事でも選ぶことはありますか?
宮坂社長:選んでしまう可能性はあります。我々はあくまで場の提供をしているので、そこまで見ないという立場です。ですが一方で、載せている以上は何らかの責任はあるのかなと思います。なので、どうやって間違いを無くしていくかは日々、考えていますね。
加藤:確かに、いま、それぐらい大きなメディアですよね。

■アプリでがっちり!「ヤフーのカーナビアプリ」!

続いて、ヤフージャパンが新たに手掛ける最先端のビジネスがあるということで、やってきたのは…駐車場。

スタッフ:ヤフーさんが駐車場でどんなビジネスを?
兵藤さん:今からこちらの車に乗ってもらえれば分かりますので、ぜひ。

自信満々の兵藤さんに誘われ、車に乗り込んでみると、何やら、ダッシュボードに、たくさんのスマートフォンをセッティング。そのまま、車が発進!すると、スマホから「左方向!左方向!」と声が。

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スタッフ:これって今、何していらっしゃるのですか?
兵藤さん:ヤフーの中でもカーナビアプリを作っていまして、今、実際に作っているアプリが正常に動作するかテストしているのです。

ヤフーの新ビジネスとは、スマホのカーナビアプリ!実はいま、ヤフーは、アプリに力を入れている!お天気アプリに、乗換案内アプリ。なかでも、このカーナビアプリは、2014年提供を開始するとなんと、1ヶ月足らずで、100万ダウンロードを突破するという大ヒット。人気のヒミツは、タダってこともさることながら、ヤフーの特技がうまくいかされているのですよね、兵藤さん!

兵藤さん:ヤフーでは検索のノウハウを非常に多く持っていますので、非常に簡単に目的地が入力できるところが強みです。

そういえば、普通のカーナビだと、東京エリアで目的地を、TBSのある赤坂と入力しても、これがどうしたことか、なかなか行きたい場所が出てこない!

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ところが、検索が得意なヤフーのカーナビなら!目的地を途中まで入力するだけで、よく使われるものから上に出てくる。

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もちろん、スマホはネットにつながっているので、地図も常に最新状態。更新する必要もないってわけ!そして、ヤフーが最もこだわっているのは、道路や文字、イラストなどの見やすさ!画面の小さいスマホでは、地図が見えにくいと、カーナビに使ってくれません。その地図のグラフィックスを作っているのが、こちらの名古屋オフィス!何やら怪しいな動きをしている人が!

社員の方:ルーペです。文字がボケているといけないので、点検しています。

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問題のあるという箇所を800%に拡大にしてみると分かりますよね?

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社員の方:ここまで細かくこだわっていないと、スマホで見たとき、地図に違和感を持つ方もいらっしゃいます。

とにかく、ドライバーが、ひと目で認識できるように、日々、細かいところを改善している!そりゃぁ、人気の高さがわかるってものです!ただ、そんなヤフーカーナビにも唯一、弱点が!

兵藤さん:ヤフーカーナビはトンネルに入ると止まってしまうんですね。

普通、カーナビは、GPS衛星からの電波で、クルマの位置を確認しているのですが、トンネルに入ると、電波を受信できず、場所が分からなくなってしまう!そんな時、車載のカーナビなら、車の速度を検出できるので、トンネル内でも、位置を計算して表示できるそうなのです。しかし、スマホには、その機能がないため、ナビ自体が止まってしまう!そこで兵藤さん、考えた!

兵藤さん:スマホのセンサーで、ブレーキを掛けたかどうかなどを判定します。

最近のスマホには、画面のタテ・ヨコを検知するために、速度の変化を測る「加速度センサー」がついている。ヤフーのカーナビは、これを利用し、ブレーキやアクセルを踏んだ時の揺れ具合から、車の速度を計算。トンネル内でも位置を正しく表示できるよう、開発の最中なのだとか!

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まだ試行錯誤中という、この技術。今回は、うまくいくのか!?

兵藤さん:すいません、残念ながらすべてはまだ動いていなくて、今、上の2台は正しく動いているんですけど。

あちゃ〜、下の2つはトンネル前で止まっちゃった!機種によって、センサーの性能が違うらしい!でも、こんなに高性能のカーナビ、タダで大丈夫なのですか?

兵藤さん:まずは、ユーザーを集めようと思っています。この先はやっぱり広告に力を入れたいですね。たとえばヤフーカーナビを始動させると、画面に、コーヒーのクーポンが現れるとか。

また、今後は、あるラーメン屋さんの近くを走行すると、その店のクーポンが自動的にゲットできるなど、ルートに応じて、クーポンを出す仕組みを考えているそうなのです!

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こりゃ、儲かりそうですな!宮坂社長!

▼スタジオでお話を伺いました。

加藤:人の手も使って、いろいろなアプリを作っていますね。
宮坂社長:機械だけでもダメなんですよね。かといって、人間だけだとスケールが小さくなってしまう。
加藤:それにしても、アプリは無料ということは、いまは、儲けはないんですね。
宮坂社長:今はないですね。一番難しいのはお客さんに選んでもらうところなんですよ。アプリも本当にたくさんの種類がありますし。選んでさえもらえればまずは第一関門突破。そこからビジネスにどうするかを考えます。
加藤:確かに最初に選んでもらえれば、人は何回も同じのを使うから有利ですよね。
宮坂社長:それも確かにありますね。

■手数料無料でがっちり!「ヤフーショッピング」!

長年、日本のインターネット業界をリードしてきたヤフージャパン!しかし、サイト開設以来10年間以上も伸び悩んでいた大きな弱点があるのだとか。ヤフージャパンにそんなのありましたっけ?

小澤さん:それはですね、ヤフーショッピングです。楽天さんとかアマゾンさんとかとだいたい同じ時期の15年前にヤフーショッピングもあったんですけど、鳴かず飛ばずが13年間。

ヤフーがライバルの後塵を拝してきたのが、ショッピングの分野。ライバルの楽天やアマゾンが売り上げをグイグイ伸ばす一方、ヤフーの買い物サイト、ヤフーショッピングだけ、ポツンと置かれていた。

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このままじゃマズイと、2年前、新たな作戦を練って、反撃の狼煙をあげた!

小澤さん:現実のショッピングモールに出店する際は、家賃がかかって売れた時には何パーセントってかかるものがヤフーショッピングは全部無料にしました。

一般的に、販売店が大手のショッピングサイトに出店する場合、月あたり、数万円の出店費用や、売上げごとに数パーセントの手数料がかかってしまう。これをヤフーは、全部、無料にしちゃった。

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それで、どうやって儲けるの?

小澤さん:一部のもっと売りたいって方から広告費を頂戴して、ここで稼ごうということになっています

出店費をタダにすれば、当然、お店が増えますが、その中で、少しでも目立ちたいっていうニーズが生まれる。その目立ちたいって人に、画面上で、大きな看板にできる有料オプションを提供。こっちで稼ごうっていう作戦なのです!さらに、ヤフーショッピングには、もう1つの、巻き返し戦略が!

小澤さん:他社さんではやっていない。かなり地道な作業をしています。

不適な笑みを浮かべる小澤さん。その地道な作業を取材するため、やってきたのは、日本の最北端。稚内の宗谷。

白山さん:今日はネットショッピングに出品しませんか、とセミナーをしにこの最北端までやってきました。

白山さんのミッションは、新規出店の開拓!この2年間、全国で300回もの「出店セミナー」を開催。1万件の出店を取り付けたことから、優しそうな白山さんに、ついたあだ名は“セミナーの鬼”。それにしても、日本最北端の場所までご苦労ですな。

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白山さん:競合の企業さんがまだ足を踏み入れてない地域だからこそ魅力的なものが埋まっていると思うので。

ショッピングサイトで、重要なのは、他にない、オリジナリティ溢れるお店があるってこと。そこで白山さんは、ライバルに先駆け、新たなお店を発掘するため、全国各地を行脚しているのです。今回、セミナーに集まったのは、海産物や農産物を扱っている地元の人々。でも、ネットショッピングとは、ちょっと距離がある、お方ばかりのような。セミナーの鬼の実力、見せてもらいましょう!

白山さん:この稚内に伺いますのは約3ヶ月ぶり。前回個人的に伺いました。ラーメンの青い鳥とか食堂よしおかですとか、野寒布岬も行きました。個人的に非常に思い入れのある土地です。

まずは、具体的な店名や地名をあげて、地元トークで距離を縮める!さらに!

白山さん:ちょっとクイズを出したいと思います。冬場に一気に検索の回数があがっているとあるキーワードです。これ何かピンとくる方いらっしゃいますか?
参加者:海産物。
白山さん:惜しいですね。これ、カニなんですよ!カニだけ売って年商数億みたいな企業さんもゴロゴロいらっしゃいます。

ネットショッピングの魅力をクイズに。これは受ける!白山さんいわく、年配の方が多い地方では、出店のメリットを一方的に説明するより、ネットって楽しいと思ってもらうことが何より大切!たしかに、いい雰囲気だ!参加した方に感想を聞いてみると…

参加者:ヤフーをヤッホーと読むくらいのITしかわからなかったですけど、今度はヤフーってわかりました。チャレンジします。

このあと、アンケートで出店希望の意志があると答えた人には、個別相談に乗るのですって!さらにヤフーショッピングは、新たな顧客層を開拓しようとしている。それは!

小澤さん:シニアの方に簡単にeコマースやっていただくためのアプリ、らくらく通販です。

シニア層向けのスマホアプリ、らくらく通販。いったい、どんな特長があるのでしょうか?

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小澤さん:誰でも簡単に買えるようにデザインをわかりやすくしているのが特長ですね。

たとえば、ネットショッピングでは、おなじみのアイコン、「カートに入れる」ってありますよね。ところが、「カートってなに?」「どこにカートがあるの?」という声が意外と多かったのだとか!そこで「らくらく通販」ではアプリ上のアイコンを「商品を買う」に変更。

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さらに、操作が苦手な人にとって、すぐに問い合わせができるという安心感が何よりってことで、このアプリは、電話番号の表示を格段に大きくしているのです。スタッフは、シニアにとって使いやすいアプリを日夜、検討中!まだまだがっちりいきそうですね!

▼スタジオでお話を伺いました。

加藤:ネットショッピングで大事なのはなんですか?
宮坂社長:やっぱり一番大事なのは商品の数なんですよね。僕も先日、ある特殊なパーツを探していたんですけど、それが他のサイトにはなくて、ヤフーショッピングだけにあったときは、良いなあと思いました。
加藤:今後の展開は?
宮坂社長:ビッグデータがどんどん溜まっていますので、それを活用できたらなと。ニュースや買い物、移動のデータが1つのところにあるのは世界でも珍しいんですよ。例えば、「インフルエンザ」という検索ワードを見ると、流行っているところで良く検索されるので、そこから、どの土地が流行っているかということがわかります。
加藤:なるほど。そういう別方向の情報を作れたり、未来が見えたりするんですね。

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