過去の放送内容

今日のがっちりマンデーは「ららぽーと」!全国に8店舗を展開!
千葉県船橋市の“ららぽーとTOKYOBAY”は年間来場者数2600万人!
なんと、あの東京ディズニーランドよりもお客さんが来ているっていうからすごい!!
お洒落ショップはもちろん、イベントに、スポーツ!おいしいご飯に汽車ポッポ!
とにかく子供も、大人も来るのです!
今日は「ららぽーと」についつい行ってみたくなる30分です!

■来場者年間2600万人!「ららぽーと」の儲かりの秘密とは!?

全国に8店舗を展開する「ららぽーと」。ズド〜ンとでかい「船橋TOKYO-BAY」は土日ともなればお客さんでいっぱい!ファストファッションのフォエバー21やH&M、ハワイアン・ハンバーガーショップのお店にロッククライミングのできるスポーツ施設。そしてマッサージ屋さんと、460のテナントが入って年間2600万人のお客さんがやってくる!

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ということは、バンバン儲かっちゃっているわけですよね!?三井不動産の岡元さん!

岡元さん:直球ですね!このまま行きますと過去最高の売り上げを達成できるのではないかと思っています。

そう、売上げはぐんぐんぐん右肩上がり!昨年船橋だけでなんと610億円!

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成長し続ける「ららぽーと」ですが、その歴史はけっこう古く、原点は、昭和30年。
元々「船橋ヘルスセンター」という娯楽施設だった。

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温泉施設を中心に、遊園地、夏場は大型滑り台のあるプール。冬場は滑り台をそのまま使用したスキー場と年中遊べる総合レジャーランドだったのです。それが昭和56年に、日本初の巨大ショッピングモールへと大変身!そして今にいたるというわけ。だから、ショピングモールの草分け的存在である「ららぽーと」には、さまざまなノウハウがある!

ららぽーとの儲かる“モール戦略その(1)”『ぐるぐるカーブ』。
船橋店のフロアマップを見てみると…グルッと建物の通路を一周できるようになっている!

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これ、横浜も新三郷でもおんなじ。しかも通路がゆるくカーブを描いている。

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普通、ショッピングモールは端まで行ったら、また同じトコを戻る作りになっていますが、サーキット型になっていれば、そんなことがない!しかも、ゆるくカーブさせることで…単調さを無くす、飽きさせないような工夫をしているのです。歩いていると、なんか気になる洋服屋さんだなぁ、その次もなかなかいいお店、という感じで、どんどん先を見たくなっちゃうってわけ!

ららぽーとの儲かる“モール戦略その(2)”『お店の配置』。
ららぽーとに入っているたくさんのテナント、その並べ方にも様々なノウハウがある。たとえば船橋店2Fの端っこには、大きなユニクロやアカチャンホンポが。

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新三郷の1Fの端っこにも無印良品やロフトと…建物の奥の方に必ず、大きな人気チェーンを配置。船橋店3Fにも、ずどんと映画館『TOHOシネマズ』が。

岡元さん:配置としては端部の方にありますが、映画館だけではなくて、その間でお茶をしたりして頂くのも構いませんし、自分の好きなものを探されたりすることもできます。

人気テナントの場合、入口からちょっと離れていてもお客さんはやってくる。でも、「ららぽーと」にとって重要なのは、全部のお店がちゃんと儲かる事!なので、はしっこに向かって歩いているうちに、途中にある小さな専門店にもついつい目が行くようになるって寸法!そして配置の工夫はまだまだ!船橋店を歩いていると妙な光景が…アカチャンホンポの隣にトイザラスとベビザラス!?そう、バッチバチのライバル同士がお隣に!別の場所でも「Francfranc」の真向かいに無印良品が!

スタッフ:この配置は大丈夫かなって思ってしまうのですが?
岡元さん:あえてこの配置にしてあります。

そう、「ららぽーと」の作戦は『ライバル同士はあえてお隣』!といっても、さすがにやりにくくないですか?ねえ、トイザらス・ベビーザらスの久保田店長?

久保田さん:確かに最初は、出店の仕方はちょっとびっくりしましたね。

元々、船橋店の2階で離れた場所にあったアカチャンホンポとトイザらス。しかし、2013年のリニューアルのタイミングでお隣同士に。しかし、かなりお隣を意識しつつもいざ出店すると…

久保田さん:隣同士という事で、比較されてお客さんは商品を見る事が出来ます。集客力がすごく高くなるというところで、魅力を感じています。

そう、ライバル同士がお隣になることでお客さんにとっては便利度アップ!子供連れのお客さんがじゃんじゃん集まってくる!さて、そんな超重要なテナントの配置は一体誰がどうやって決めているのか?今回、特別に、なかなか入れないトップシークレットの会議にカメラが潜入!集まっていたのは船橋店のテナント運営に携わる7名。この日の議題はずばり『食の強化』!6年前、安さを重視しファストフードを中心としたフードコートがオープン!しかし、ちょっといいものを食べたいという高級志向の人が多くなった事で売上げダウン。リニューアルの最重要案件として昨年来、議論を繰り返してきたという。
そして、会議において中心となる資料が、細かく色分けられた大きな紙。これ、船橋店に入るテナントの配置が書かれたフロアマップで黄色は、契約満了だけど再契約。青は建物内で移転。赤は退店といった感じ。

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付箋には問題点が記入してあったり、その他契約状況のシビアな事が事細かに記入してあったりする。フードコートは、どうやらかなりのお店が退店するよう。

スタッフ:いろんなデータを基に決めるのですか?
永井さん:お店単体の売上のみだけではなく、ポイントカードがありまして、A店とB店の間ですごく買い回りが高いとか、そういうことも分析できます。

なるほど!Aのお店で買っている人が、Bのお店でもよくお買いものしているって事が分かれば、AとBをお隣にして、相乗効果でお互いの売上げアップなんてことができちゃう!

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でも、ちょっと気になるのが赤で塗られた『退店』について。梅澤さんと川名さんは最初に『退店』の説明をする担当ですが、正直大変じゃないですか?

梅澤さん:ひどく怒られることもなくはないです。ただ説明をしてご理解いただくのも大事な仕事なので。
川名さん:まあ、大変といえば大変ですね(笑)。

さて、儲かるためには、まず「ららぽーと」を新規出店しなきゃいけない!そもそも土地はどうやって見つけているのか?今年秋にオープンする立川店を例に教えて頂きました。三井不動産・商業施設本部、田畑さん、まず大事なことは?

田畑さん:広さですね。元々ここはゴルフ練習場だったのでとても広いんです。

そう、まずは、空いている広い敷地を探すこと!

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豊洲店は元々造船工場だったところ。新三郷店は電車の操車所だったところ。目安は東京ドーム2個分の約3万坪!目星がついたら、周辺にどれだけの人が住んでいるか、世帯の年齢構成、所得水準などから出店にふさわしい場所か最終確認!

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そして、最も重要なのが…

田畑さん:敷地の道路状況は、気を付けて見ています。大きい道路に敷地が面している方が計画としては立てやすいんです。

そう、ららぽーとに大事なのは「道路」!どっとお客さんが車で押し寄せた時、渋滞がなるべく起きない、大きな道路は必須なのですって!

田畑さん:道路はよく見ますね。3キロ先、5キロ先まで誘導の経路になりそうな場所は歩いて見ることもあります。

そして今年4月にオープン!埼玉県富士見店にもお邪魔致しました!JTBとHISなど、新店舗でもライバル同士がお隣に配置される模様!そして、この日、運営側から各お店に向け、施設説明があるという事で500名のテナントスタッフが集結!東急ハンズの吉川さんに伺うと…

吉川さん:大型の商業施設に入ると、非常に広域から集客できます。ららぽーとさんのネームバリューと言うのも非常に大きな魅力ですね。

4月オープンの埼玉富士見店!社長もかなり気合入っているのではないですか!?

▼スタジオでお話を伺いました。

加藤:この4月にオープンするんですね。事前調査のとき、マーケティングの結果でやめることもあるんですか?
安藤社長:あります。人口や道路などを見てですが。あと大事なポイントとして、不動産会社としての勘もあります。
加藤:あと、テナントの会議で、赤のマークのお店は終わりってありましたが、目安ってどれくらいなんですか?
安藤社長:まあ、半年は見ます。
加藤:半年ですか?もうちょっと待ってあげてくださいよ(笑)。あと、すごい売上を出した店から、家賃を下げてくれないかって交渉があったときはどうしていますか?
安藤社長:それは、大人の解決ですね(笑)。

■「ららぽーと」で見つけたスゴ腕職人に密着!

年間来場者数2600万人にのぼる船橋店では、そこで働く人の数もハンパない。その数、8000人!インフォメーションの女性スタッフにスーパーの店員、そして警備員と。役割分担があるわけですが、実はあんまり知られていない方達もいる。朝6時、スタッフは従業員通用口から中へ!そこには、あるスゴ腕の職人たちがいました!

職人さん:ヤシで、ワシントンヤシというのがあるんですけど、創業当時から植えてありまして、ヤシの葉っぱから水分を吸収してもらう作業と、ホコリを落とす作業があります。

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船橋店の館内にそびえたつ、高さ14mのワシントンヤシは、ららぽーとのシンボル。でも、屋根があるので雨も降らず風もふかず、葉っぱに、ほこりが溜まっちゃう。お買い物しているときに上からホコリが…なんてことにならないように、水圧でこまめにホコリを落としていくのですが、これが結構難しい!

スタッフ:どういったところが難しいのですか?
職人さん:やはり、周りにショップがあるので、水を散乱しちゃうとテナントの商品を濡らしちゃうおそれがあるので、なるべく縦のラインで攻めていきます。

そう、ショップの商品に、水がかかっちゃうなんてもっての他!縦のラインでせめるのが鉄則なのだとか!

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確かにきれいになりました!さらに、低い木の場合はなんと、一枚一枚、タオルで細い葉っぱのホコリをふき取る徹底ぶり!

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スタッフ:こんな作業やっているのなんて、お客さんは知らないですよね?
職人さん:お客さんが入る前にやっていますから。

さらに、お客さんを「ららぽーと」へと呼び込む要となる人物の元へ!たくさんのモニターを、腕組みしながら鋭い眼光でじっとにらむ男!

スタッフ:お仕事はどういった事をされているのですか?
大塚さん:警備員として、館内の警備と駐車場の管理をやっております。

そう、大塚さんは船橋店の警備全般。中でも、駐車場の管理の中枢。

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船橋店は、東京や千葉方面から多くのお客さんが車でやって来るため、全国のららぽーとの中でも、特に混雑するお店!駐車場は11か所もあり、収容台数はなんと7000台!大塚さんが指示を出し、現場の警備員が迅速に動く!巨大スペースにいかにスムーズに車を入れていくか、男たちの腕の見せどころなのです!でもいったい、どういう風に?じっと駐車場のモニターを見ている大塚さん…

大塚さん:2号道路に流してくださいどうぞ!
警備員さん:了解!

あの?今どんなことを?

大塚さん:一号道路が混雑してきたので、今度は二号道路のほうに流してくれと伝えました。

駐車場管理の基本は、車をいかに上手に「分散」させるか。待機している車が渋滞しはじめたら、こまめに振り分ける!

そこでのキーワードは『なるべく真っ直ぐ』!警備員さんいわく、斜線変更を促しても、道路では、なぜかお客さんが左へと曲がりたがるらしい!左折したがる理由は、そこにショッピングゾーン直結で、雨に濡れない立体駐車場があるから。そこはどこよりも満車になりやすい!人気のP2が空いたら左折、いっぱいになりそうなら“真っ直ぐ”!

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状況に応じて、すぐさま誘導!現場の警備員さんも大量の車を捌くのは大変!優しく誘導するのがコツなのですって!車をスムーズに誘導できれば、長い時間、気持ち良くお買い物できる。そうすれば自然と「ららぽーと」も儲かるってわけ!
社長、戦略に抜かりなしですね!

▼スタジオでお話を伺いました。

加藤:あまり語られない仕事だと思いますが、駐車場の誘導は大事ですね。
安藤社長:うちの施設に入ってもらう前ですから、大事な仕事です。
加藤:確かに、休日買い物に行ったときに、なかなか駐車場に入れないと、テンションが落ちちゃうんですよね。家族同士で、だからコッチはダメだって言っただろってケンカになっちゃうこともあるし(笑)。
安藤社長:あと、車を入れるだけではなく、出る時も大事です。スムーズに出すことで循環が上手くいきますから。
加藤:駐車場管理のスタッフさんは貴重な存在ですね?
安藤社長:うちで大事にしております。

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