過去の放送内容

今日のがっちりマンデーは「ホットランド」!熱々のたこ焼きで、全国的に大人気!
今や400店舗以上の「銀だこ」を展開しています!
しかもこの会社、銀だこだけじゃない!たい焼き屋さんの銀のあんに、アイスクリーム屋さんのコールドストーンクリーマリーなどなど、8種類のお店で年間売上げ、208億円と、儲かっている。一体なんでこんなに調子がいいのか?
今日はホットランドの儲かりのヒミツを大公開!熱くなっちゃう30分です!

放送内容をシェアする

■熱々のメニューでがっちり!「ホットランド」の商品開発のこだわりとは!?

儲かりのヒミツを求めて、やってきたのは、築地銀だこ、ラゾーナ川崎店。
お客さんがいっぱい。

イメージ

店長の高橋さん、どうですか、儲かっていますか?

高橋さん:そうですね。ありがたいことに儲かっています。ありがとうございます。月に1000万円以上です。

なんと、たった5坪のお店なのに、月に1000万円以上の売上!一坪200万円って!そりゃ笑みもこぼれようというもの!聞けば、銀だこには、狭い場所で、効率よく儲けるためのヒミツが、あちこちにあるらしい。そりゃ見てみないと!あれ、ちょっとこれ狭過ぎません? たった5坪の店内に、店員さんが6人もいて、かなりギュウギュウ!

高橋さん:基本的に動かなくていいような状況で仕事に入っておりますので大丈夫です。完全分業をとらさせて頂いております。

そう、6人の店員さんのうち、3人の焼き係に、オーダーを受ける係。トッピング係、レジ係と、きっちり分業している。

イメージ

さらに、お店のつくりそのものにも工夫が。

高橋さん:たこ焼きを返すための千枚通しなど、振り返れば手の届くところにあります。

そう、動き回らなくても仕事ができるように、手の届く範囲に物が配置されている。そして、たこ焼き機の下には、たこ!ただの引出しみたいに見えますが、これ冷蔵庫になっている!さらに、天カス、ねぎ、紅しょうがも、コンパクト収納。確かにこれなら5坪でも大丈夫だ!

イメージ

せまい店内で効率よく仕事をするために、きっちりカスタマイズされている厨房機器。なんと、これを自分の会社で作っているらしいのです。その工場というのが、群馬県桐生市のホットランドファクトリー!入ってみると…今工場で作っている最新モデルのたこ焼きマシンがありました。

イメージ

最大のこだわりは鉄板の下。バネのように巻かれたものが、よくみると、場所によって巻き具合が違う。真ん中の方は幅が広くて、端の方はキツキツ。

藤田さん:焼きムラが少ないように、バネの巻き具合を変えているんです。

なるほど。鉄板を下から温めると、どうしても、真ん中のほうが熱くなっちゃう!そこで、銀だこでは、内側の電熱線を伸ばして低い温度に、逆に外側はぐるぐる巻きにして高温にしている。これで全体がぴったり均一にあたたまる、この電熱線の配置にたどり着いたというわけです!

イメージ

群馬県の小さな工場が、全国の銀だこをささえているんですねぇ。さて、そんなホットランド、もうひとつ儲かりの秘密は「ひとつのお店で、ワンジャンルのみ」ってこと。ホットランドが母体のお店、「銀だこ」はたこ焼きだけなのはもちろん、「銀のあん」は、たい焼きだけ、「コールド・ストーン・クリーマリー」はアイスクリームだけ、といったぐあいに、どこもメニューはワンジャンルにしぼっている。実はこれ、佐瀬社長の痛い経験に基づくらしいのです。今から27年前、群馬県桐生市に、やきそば屋さん、その名も「ホットランド」を開業した社長。

イメージ

当初は、まずまずの人気だったのですが、ついつい調子に乗っちゃった。

佐瀬社長:お客さんに言われるままにどんどん商品を増やしていったんです。たこ焼だったり、たい焼だったり、お好み焼だったり、ラーメンだったり、アイスキャンディーだったり。

そう、言われるままに、やきそば以外のメニューをどんどん増やしちゃった!すると…メニューが増えると、どうしても食材が余る。コストがかさむので、値段が高くなる。すると、お客さんが来なくなる。で、ますます食材が余るという悪循環。結果お店は…アウトォ!しかし、あきらめきれなかった佐瀬社長は、もういちど、飲食店にチャレンジ。今度は、メニューを増やさず、ワンジャンル!たこ焼き一本の「銀だこ」を始めたのです。
すると、今や全国に400店舗以上と、大ヒット!ってわけ。もちろん、ただワンジャンルにしぼればいいってもんじゃない。ヒットのための大事な秘密が、ホットランドの本社ビルにあるということでお邪魔しました。
電話だけの受付を抜けると、一番目立つところに、いきなりキッチンが!これはいったい?

安住さん:今は新メニューの開発をしています。

なんと、ホットランド本社を入ると一番近いところに、商品開発用のテストキッチンがあるのです。

イメージ

ワンジャンルのお店で肝心なのは、とにかくジャンジャン新商品を開発するってこと。じゃないと、お客さんに飽きられてしまう。入社5年目の安住さん、いままで考えたメニューってどれぐらい?

安住さん:数えきれないですけど、200〜300とかはありますね。でも実際、世に出るメニューっていうのは1割ぐらいですけど。

安住さんが今、作っているのは、たい焼きの新作メニュー。しょうゆが入ったみたらしあんと白玉を入れた、みたらし団子ならぬ、みたらしたい焼き。

イメージ

そして、新商品開発に欠かせないものといえば、社長のチェック!

佐瀬社長:うまいけど、もう一歩だよな。御手洗団子で食べたときの美味さっていうのは香ばしさだよね。
安住さん:かしこまりました。
残念、不合格。ならばと巻き返しにかかる。

安住さん:もう1つあるんですけど、よろしいですか?

実は安住さん考案の新メニューがもう1つ。クロワッサンたい焼きショコラ。

佐瀬社長:甘い。これはちょっと無理かも。
安住さん:次はたこ焼きがあります。

たい焼きの次は、さらにたこ焼き部門の試食が!どんどん新商品を開発するのも大変だけど次から次へと試食するほうも大変だ!

スタッフ:試食はどれぐらいの頻度でしているのですか?
佐瀬社長:毎日です。朝も夜も、ほとんどここで食べてます。

ひと通り社長のチェックがおわり、1人キッチンで改良案を検討中の安住さん。すると、30分後。社長がもどってきた!

佐瀬社長:あのたい焼き、生地を出来るだけ薄くした方がうまいだろうね。
安住さん:ありがとうございます。

どうやら、ふと改良のアイデアを思いついちゃったらしい!そう、思いついた時に、すぐ来られるように、入り口と社長室の間に、テストキッチンがあるのですって。

イメージ

安住さん:ガラス張りだから見えるじゃないですか。ここを通っていると、いろいろ指示はありますね。だから我々は気を抜けないんですよ。

そして、あの試食会の1週間後。スカイツリーの麓、東京ソラマチに、たい焼き屋さん「銀のあん」がオープン!さっそく賑わっています。ここにも佐瀬社長がやってきた!お、安住さんのみたらしたい焼きも店頭を飾っています。

佐瀬社長:香ばしさが出てる。売れると思うよ。

ところがここで、別のところに目がいった!

佐瀬社長:みたらしを想像させるものがあるといいよね。全体がキレイだから写真を置けばいいかもしれない。

文字と値段だけの表示では、たい焼きの中味が分かりにくいと、こまかくチェック! そして足早に立ち去る佐瀬社長。車から降りたのは、ソラマチから車で20分の八丁堀。
駆け込んだのはホットランドの居酒屋さん、やきとりのほっと屋。リニューアルしたランチセットに会社の試食が反映されているか、チェックしに来たのです。待っている間にさっき見たソラマチのお店の問題点を販促部に伝える。そうこうしているうちにランチセットが到着。息つく暇もない。電話が終わりようやく食事、じゃなくて試食。

佐瀬社長:あと2分後に出ないといけない。

まさに分刻みのスケジュール!でも、どんなに時間がなくても最後まで社長がしっかりチェック!だからホットランドはがっちりってわけですね!

▼スタジオでお話を伺いました。

加藤:ひっきりなしに大変ですね。
佐瀬社長:新しい味を求める人は多いですから、1か月に1回は新メニューを提供できるように変えてます。
進藤:今日はその試食していらした商品お持ちしました。タコ焼きは、和風カレーつけだこです。
加藤:社長…コレうまいですね。
進藤:次は、クロワッサンたい焼 あずきマスカルポーネです。
加藤:なるほど。小倉アンパンみたいですね。いけると思いますよ。
佐瀬社長:では、これらは全店で販売します。

■銀だこの「ホットランド」!そのタコへのこだわりとは!?

ホットランドの次なる儲かりへの挑戦。それは、タコの完全養殖!全国に400店舗以上ある築地銀だこ。たこ焼きに絶対欠かせないのが、もちろん、タコ。ところが、近年、タコに関してある問題が!今までタコをとりすぎちゃったこともあって、漁獲高が、どんどん減ってきた。結果、タコなのに価格がうなぎのぼり!このままじゃやばい。そこで、銀だこでは、真だこの完全養殖に挑むことに!そしてやってきたのが、宮城県石巻市にある石巻水産研究所。ココで挑んでいるのが…

松原さん:タコの養殖をですね、陸上で出来ないかということで、一生懸命取り組んでおります。

そう、ホットランドが挑んでいるのは、真ダコの完全養殖。子どものタコを捕まえて、それを大きく育てる普通の養殖と違い、完全養殖は卵の段階から親まで育て、また卵を生ませて育てていく。つまり、1度も海のお世話になることのない養殖のこと。実は、真だこの完全養殖は、海でも陸上でも、これまで一切成功例がない。もし成功すれば世界初!ひょっとしてノーベル賞かも?1年半前から、松原さんが、石巻に単身赴任でがんばっているのです。

松原さん:こちらが卵を抱えた親ダコになります。もう孵化直前です。

イメージ

タコツボにビッシリついている茶色いツブツブが卵。1回の産卵で10万個の卵を産みます。そうこうしていると、孵化したばかりの赤ちゃんが出て来ました。

イメージ

生まれたばかりの真だこの赤ちゃん。その大きさは約1.5ミリ。ちゃんと産卵から孵化させているのに、どこがそんなに難しいんですか?

松原さん:この子どもから2センチのタコまで持ってくというところがエサの部分だとか、解明されていないところです。

そう、真ダコの完全養殖の壁は、1.5ミリの赤ちゃんダコを2センチに育てるまで。2センチ以上になれば成功しているそうですが、2センチ前の赤ちゃんだこは、何を食べてどう育っているのかまだ解明されていない。これが大きな壁になっているのです。

イメージ

松原さんはタコの赤ちゃんに、小さい子どものカニやアサリを与えてみたのですが、失敗。研究の結果、現在、与えているのが、見た目カラフルなジュースみたいなもの。よく見てみると…小さいツブツブが動いています。これ、動物性プランクトンなのです。

イメージ

スタッフ:今はどれぐらいの大きさまで成功しているのですか?
松原さん:6ミリまで成功しています。
スタッフ:残り1.4cmならなんとかなるんじゃないですか?
松原さん:いや〜、コレが難しいです。出来ると思いがんばっています。

あと1〜2年での完全養殖成功を目指しているという松原さん。

スタッフ:可愛いですか?
松原さん:可愛いですね。

ホットランドは、タコを養殖してがっちり!いってほしいですよね?佐瀬社長!

▼スタジオでお話を伺いました。

加藤:タコの養殖、そんなに難しいのですか?
佐瀬社長:海面にいるところから成長すると、住むところが下がっていくんですけど、そこが難しいんです。
加藤:なるほど。下がっていくので食べていくものが変わったりするんですね。これ、いつまでに成功させます?
佐瀬社長:今年中には成功させたいです。

放送内容をシェアする

番組グッズ

がっちりマンデー!!知られざる40社の儲けの秘密

¥1,404(税込)