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がっちりマンデー!!今日のテーマは「エアウィーヴ」!
浅田真央ちゃんなど、いろんなスポーツ選手が使っているマットレスパッドの会社。
これが、売れに売れて、2009年の1億円を皮切りに、4億、11億、54億、昨年は90億と、まさに倍々ゲームで儲かっているのです。何でそんなに伸びているのか?カギは、謎のくしゃくしゃ素材にあった!!そして、爆発的ヒットの裏には、ヒットを生み出す様々な仕掛けが!
今回のがっちりマンデーは、「エアウィーヴ」儲かりの秘密をビッシリ敷き詰めた30分です!

■5年で売上90倍!「エアウィーヴ」誕生のヒミツとは!?

今、バカ売れ中のマットレスパッド「エアウィーヴ」!お値段は6万8000円と、少々お高いようですが…これをベッドに乗せると、やたら気持ちよく寝られると評判を呼び、今や、年間90億円と、天にも昇る売れ行き!

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その人気のヒミツを探るべく、スタッフは愛知県額田郡にある本部へ!90億円売れている割には、妙にこじんまりとしているように見えますが。

スタッフ:何十億、何百億と売り上げていると聞いて、結構大きな会社を想像していたんですけど。
冨田さん:昔からやっている工場をそのまま利用していますので、ちょっと趣のある景色になっています。

なるほど、そういう言い方もあるのですね。
さて、工場の中を見ると、ずらりと「エアウィーヴ」の中身が並んでいた。そして「エアウィーヴ」の一番の特徴はこの中身を構成している「くしゃくしゃ」にあるという。

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これまで、マットレスといえば、いわゆるスポンジのようなウレタンだったのを、まるでインスタントラーメンのような糸状のものに変えたのが、人気のポイントらしい。
この「くしゃくしゃ」が生まれたのは今から8年前。「エアウィーヴ」は元々、釣り糸や漁師さんが使う網を作る機械の会社でした。
しかし、景気が悪くなるにつれ、経営がピンチに。そんなある日、糸がもつれて、くしゃくしゃに絡まったのを見た社長がひらめいた!「これ、いいクッション材になるかも」というわけで、一気に方向転換!「エアウィーヴ」誕生と相成ったのであります。早速、その寝心地をスタッフ自ら試してみると…

冨田さん:どうでしょうか?
スタッフ:意外に硬いですね。

意外に硬いって大丈夫?でもこれがエアウィーヴの特徴!

スタッフ:寝た時に、下から押してもらっている感じがします。

そう、これまでのマットレスパッドといえば、重みを受け止めてしっかり沈む、低反発タイプが多かったのが、あえて高反発にしている。実際に鉄の球を落として比べてみると、跳ね返り方がまったく違います。

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一見、柔らかく沈む低反発のほうが、色々と良さそうですが、寝ている時に、意外と全身の筋肉を使ううえ、寝返りをうつにも結構力がいる。

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逆に高反発だと、しっかり体を支えてくれるので、寝返りが小さい力でうてる。結果、起きた時に、なんだか疲れが取れていると話題沸騰。一躍、年間90億円を売上げる大ヒット商品になったのです!では、そんな高反発のマットレスパッドはどのようにして作られているのか。小島製造部長に案内され現場へ。まず出てきたのは、ポリエチレンという材料。

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ポリエチレンとは、ケチャップやマヨネーズの容器にも使われる、硬いような柔らかいようなアノ素材のこと。工場内では、さっきのポリエチレンが春雨みたいに、熱々に溶けて垂れてきました。それが水に入ると、冷やされて固まり、くしゃくしゃになった。これが基本的なエアウィーヴの作り方。そして、実はこの、落とし方が意外と難しい!

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小島さん:落とす時のスピードがポイントになります。

そう、肝心なのはポリエチレンを垂らす「スピード」!
速すぎると、くしゃくしゃの密度が高くなり、硬くなってしまう。逆にゆっくりすぎると、今度はくしゃくしゃ度が間延びして、フニャフニャに。そして、長年の研究の末、ポリエチレンを垂らす丁度いいスピードを編み出し、「エアウィーヴ」のベストな硬さが実現したのです。こうして出来上がった大きな「くしゃくしゃ」の固まりは、綺麗に切り分けて完成。
主力商品の「エアウィーヴ」を始め、表裏で固さが違う「エアウィーヴ DUAL MODE」や、薄型タイプで持ち運びしやすい「エアウィーヴライト」など、用途に合わせたさまざまなタイプをここで作っています。
さて、そんな「エアウィーヴ」が、今、とっておきの新商品を開発中とのこと。いったい何を作っているの?

冨田さん:お客さんのカラダを計測して、その方にあったオーダーメイドの商品を作っています。

そう、オーダーメイドで、お客さんのカラダにピッタリのオリジナルエアウィーヴを作ろうという計画。通常のシングルサイズの「エアウィーヴ」は長さ195センチで、幅100センチ、15段階中「8」の硬さで作られている。

一方、オーダーメイドの場合は、パッド全体を頭、腰、足と3つの部分に分け、それぞれをその人に合わせてピッタリの硬さで作ってくれるという。

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まず、寝た時の圧の掛かり方を、専用のマシンで計測。

冨田さん:お尻から腰にかけての部分が、他の箇所と比べて圧力がかかっています。

スタッフの場合・・・頭「10」やや硬め。腰「12」かなり硬め。足「11」その中間の硬さ。既製品よりかなり重量級用のカスタマイズに決定!

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このデータを工場に送信して5日後・・・

冨田さん:コチラが内山さんのためにお作りしました、オーダーメイドの商品となっております。

通常の「エアウィーヴ」とスタッフ用にカスタマイズしたものを比較すると、パッと見同じ。側面を見ても違いはよく分からない。でも、「くしゃくしゃ」の部分を拡大してみると、腰の部分の「くしゃくしゃ」密度が高くなっているのが良く分かります。

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スタッフが、早速寝てみることに・・・

冨田さん:いかがでしょうか?
スタッフ:気持ちいいですね!従来のものだと、指で支えられているイメージだったんですけど、これは、手の平で押し上げてもらっている感じがします。

大層ご満悦のご様子。このオーダーメイド版は、今後、厚みを変えたり、体へのフィット部分を細分化したりと、さらなる進化をめざして、鋭意研究中!実現すれば、高反発だけに利益が跳ね返ってきて、ますますがっちりいきそうですね!

▼スタジオでお話を伺いました。

加藤:今後は、オーダーメイドを目指していくんですね。海外の方にも人気なんですか?
高岡社長:そうですね、海外のベッドはだいたいフカフカのものが多いです。なので、サンプル品を持って行ったものをその場で渡すこともあります。
加藤:評判はどうですか?
高岡社長:評判いいですよ。例えばソチオリンピックだと、ドイツ、アメリカ、フランス、オーストリアなど、メダリストの3分の1が「エアウィーヴ」のユーザーです。アスリートの方は、寝る時のマットなど、そういうのに敏感ですから。
加藤:ちなみに、どこまでのスポーツ選手ならタダで提供してくれますか?オリンピック選手以外にも、J3のクラブとか出してくれますか?
高岡社長:そうですね。ロゴを出して頂くとか、いろいろ相談させて頂ければ(笑)

番組グッズ

がっちりマンデー!!知られざる40社の儲けの秘密

¥1,404(税込)