過去の放送内容

がっちりマンデー!今日のテーマは「西松屋」。
ウサギのマークでおなじみ。店内には子供服やベビー布団などがいっぱい!子ども用品専門のお店で、昨年の売上げは、なんと1225億円!全国に857店舗を展開し、ベビー子ども用品業界トップを爆走中!メチャメチャ儲かっている。今回は、そんな「西松屋」儲かりの秘密を徹底調査のはずなのに…店内はガラガラ。しかも、繁盛しないのがいいってどういうこと!?熟年集団が考えたバギーは、10万台を越える大ヒット!!かなり個性的な会社「西松屋」。今日の放送を見れば儲かりのヒントが「オギャー」って産まれるかもの30分です。

ベビー用品業界トップ「西松屋」!大村社長がとった作戦とは!?

子ども業界断トツの売上げを誇る西松屋。でも何でそんなに人気なの?

お客さん:安くて種類が多いところがいいですね。

そう、人気の秘密は、とにかく値段が安いってこと。例えばTシャツは378円。色とりどりに並べられたクツは479円。

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という具合にどの商品を見てもとにかく安い!

お客さん:子どもの服は、成長するにつれて、すぐに着られなくなっちゃうのでお手頃なほうが買いやすいです。

そう、子供は成長してすぐに着られなくなるため、安い洋服はお母さんたちにとって強い味方!そんな西松屋ですが、店内を見てみるとかなり気になることが。あれ?お客さんの姿が、心なしかまばらな気が。

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マネージャーの川崎課長、ホントに儲かっているのですか?

川崎さん:繁盛しないのがいいんです。

なんと、この、お店にお客さんがあんまり来ないことこそ、西松屋最大の作戦『ガラガラ戦略』って、なんじゃそりゃ!?川崎課長いわく、ガラガラと言っても、実はそこそこお客さんはいるとか。

川崎さん:1日の客数は、平均すると170人くらいですね。
スタッフ:それで儲かっちゃうんですか?
川崎さん:はい。

1日170人ってことは10時間の営業時間で、1時間に17人程のお客さんが来れば儲かるって計算。でも、お客さんは多いに越したことはないでしょ。と思ったらお客さんからこんな声が…

お客さん:静かなので、子どもが寝ていても回りやすいし、店内が混んでないので、レジで並ばなくても済みます。
お客さん:ベビーカーで、子どもを連れていても進みやすいし、買い物しやすいです。

なるほど。子ども連れのお母さんにとって、混んでいる店内は買い物がしにくいのですね。だから西松屋は店舗の数を増やしたり、お店を広めに作ったりして、あえてガラガラの店内を作っている。そして、ガラガラでも儲けるために欠かせないのが…

川崎さん:お客さんのことを考えて、コストを抑えています。

そう、西松屋はとにかくコストを下げている。例えば兵庫県姫路市の花田店では、およそ700平方メートルの広さで、働いている従業員の数がたった3人。でも、ガラガラなので、そんなに店員さんの人数も必要なし。しかも…

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スタッフ:すいません。店長さんに話を伺いたいんですけども、店長さんいらっしゃいますか?
藤原さん:私です。
スタッフ:え!?

店長は、入社4年目の藤原さん、26歳!若い!!しかもただの店長じゃない。忙しそうに車に乗り込んで向かった先は、他の西松屋。

藤原さん:こっちのお店も私が店長です。

実は藤原さん、先程の花田店だけでなく、加古川北在家店、アイモール高砂店と3つの店舗の店長を掛け持っている。それぞれの店を周りながら、主にアルバイトのシフト管理を行う。3人分働くってこりゃ大変だ。

スタッフ:4つめもって言われたらどうします?
藤原さん:そうですね。まずは、自分の持っている3店舗の管理をしっかりしていきたいです。

さらに、西松屋のお店の中を見ると少ないスタッフでも回せる様々な工夫が。実は、普通のお店なら見かける当たり前のモノが無いのです。
それは、マネキンとワゴン!着せ替えの手間が掛かるからマネキンはなし。いちいち綺麗にたたんで並べないといけないワゴンもなし。そして、陳列は結構独特で、壁からニョキニョキと生えている棒にハンガーがぶら下がっている。

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これ、スペースの節約にもなるそうで、さらに高いところの商品、どうやって取るのか。お客さん自ら何やら白い棒を手に取りヒョイっと慣れた手つきで商品をゲット。

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これ、「商品取り棒」といって、どこの西松屋でも常備されている道具。しかも海外の工場で作られた商品はハンガーに掛かった状態で納品されるので店では箱を開けたらポールに引っ掛けるだけ。

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なるほど、これだけ工夫されていたら、少人数での切り盛りも可能ってわけですよね。

▼スタジオでお話を伺いました。
加藤:すごい戦略ですね。でも、あれで従業員は足りますか?

大村社長:足ります。セルフサービスができるように工夫してますから。

進藤:この「商品取り棒」、自分も使ってみたくなりますよね。

加藤:でもこれ、商品を取った後に、元の場所に戻すのが大変じゃないですか?もしかして、それが買わせる作戦ですか?

大村社長:いえ、戻すのも簡単ですよ。棒の長さや、引っ掛ける部分の角度などもちゃんと研究していますから。

加藤:どこを自分の店のウリにするかといったときに、品質と値段にこだわったんですね。

大村社長:そうですね。

加藤:例えば、このニットの帽子にはどのような工夫を?

大村社長:キャラクターの絵が付いていますが、刺繍ではなく、ワッペンにしてコストを下げています。

加藤:なるほど。でも社長、このウサチャンの耳に着いているピンクの飾りを取れば、もっとコストを下げられるのでは?

大村社長:う〜ん、確かにこれはいらないかもしれませんね・・。
そういうデザインとコストの関係の判断が難しいんですよ(笑)

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