過去の放送内容

驚異の頑丈さ!「セルロースナノファイバー」でがっちり!

続いてお邪魔したのは自然科学やエネルギー系の研究施設が集まる宇治キャンパス。
こちらの矢野教授はなにやら夢の研究をしているとうかがったのですが。

矢野教授:私は「セルロースナノファイバー」という材料を開発しました。

イメージ

教授が生み出した夢の物体の名前は「セルロースナノファイバー」。見た目は黄色い板ですが、スゴイ可能性を秘めている最先端の物質なのです。これ、とっても強くて頑丈!引っ張っても、叩いても、どうにもならない。さらに驚きなのは、その材料!

矢野教授:実はこれ、植物でできているんです。植物の細胞は、非常に細いナノの繊維であるセルロースが5割を占めています。これは鋼鉄の7〜8倍強いと言われています。

そう、材料は「植物」。植物を形作る繊維「セルロースナノファイバー」はとっても小さいのですが、その強度は、鋼鉄の7倍から8倍。矢野教授は、この強いセルロースナノファイバーだけを集めて、やたら頑丈で、しかも軽いという夢の物体を作っているのです!

その作り方は…
まず、パルプという、木材を高温の釜で茹でてセルロース以外の成分を取り除いたものの、0.5%濃度の水溶液を作ります。

イメージ

次にグラインダーという機械を使います。これは、例えるならば巨大な臼。パルプの水溶液を入れれば中に入った巨大な砥石がセルロースを細胞レベルですり潰して繊維をほぐします!

イメージ

後はゆっくり乾かせば出来上がり!意外にシンプルなのですね。
このセルロースナノファイバーは、熱に強いという特徴もあり、一番活躍が期待されるのは、車のボディ。強くて軽いため、車の燃費が20%も節約できる可能性もあるのだとか。
さらにもうひとつ凄い特徴があります。

矢野教授:このシート、透明になるんです。

そう、セルロースナノファイバーは液体に浸すと透明になる!
強くて、軽くて、しかも透明。この特徴を生かして、今その用途として期待されるのがモニターの素材。
透明のセルロース・シートの表面に有機ELという発光物質を塗ることで、超薄型で、しかも強いディスプレイができる予定だそうです!

イメージ

実用化、期待しています!!

番組グッズ

がっちりマンデー!!知られざる40社の儲けの秘密

¥1,404(税込)

banner_AD