過去の放送内容

新型ビタミンCの化学反応式!「(株)アスコルバイオ研究所」

続いての儲かる化学式はこちら!
C₆H₈O₆+C₆H₁₂O₆→C₁₂H₁₈O₁₁+H₂O
なんじゃこりゃ?という感じの式ですが、これ、皆さんも一度はお世話になったことのあるアレの化学反応式。しかもこれまた儲かっているらしい!
そんな儲かり式を生み出した方の元へ岡山県の「(株)アスコルバイオ研究所」に伺いました。出迎えてくれたのは山本格社長、72歳。山本さん、一体何を作ったのですか?

山本さん:新型のビタミンCなんですよ

新型のビタミンC?ビタミンCといえば果物や野菜に入っていて病気になりにくくなるなんていうけっこうおなじみの栄養素。それの「新型」って今までのものとどう違うのでしょうか?

山本さん:光あるいは熱に弱かったのが、そういう条件では壊れなくなりました。

なんと、山本さんが作ったのは壊れないビタミンC!そういえばビタミンCは熱に弱いから野菜はなるべく生で食べようなんて聞いたことあるような・・・。そう、ビタミンCは体にはいいのですが、熱や光で壊れやすいというのが大きな弱点。その理由は化学式にありました。

ビタミンCの化学式は「C₆H₈O₆」。形にするとこんな感じです。

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山本さん:実はここのところに酸素がひっついてしまうとこれが分解していく性質を持っているんです。

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そう、ビタミンCはそこが弱点で、そこに酸素がひっつきやすく、ひっつくとビタミンCがビタミンCでなくなってしまうのです。そこで山本先生考えました。

山本さん:だから違う分子をここに結合させればいいと、壊れやすい部分にフタをしました。

ビタミンCの弱いところに「ブドウ糖」という物質をピタッとくっつけちゃったのです!最初に出てきたこの式・・・
C₆H₈O₆+C₆H₁₂O₆→C₁₂H₁₈O₁₁+H₂O
これはビタミンCにブドウ糖をくっつけて新型ビタミンC完成!という意味だったのです。でも本当に成分が壊れないのでしょうか?

山本さん:それを今日はお見せしようと思ってます。
スタッフ:自信満々ですね。
山本さん:私に自信があるんじゃなくて化学がそれを証明してくれます!
スタッフ:恐れ入ります。

実験の内容は以下の通り。
1.左の試験管には従来のビタミンC、右の試験管には新型ビタミンCを用意します。
2.沸騰したお湯で15分加熱したあと、紫の試薬をそれぞれの試験管の中に入れます。

ここで、ビタミンCが残っていれば液体が黄色に変化するそうです。はたして新型ビタミンの実力はいかに!?

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あれ?新型も紫のままですが・・・?

山本さん:酵素が働きますとブドウ糖(グルコース)が切れてビタミンCとして活性化するようになるわけです。

なんと、ブドウ糖がくっついたままだとビタミンCとしては働かない!そこで、新型ビタミンCが入った試験管に「酵素」をいれて、紫色の試薬と混ぜ合わせると、次第に色が薄くなり、黄色に変色しました。

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この酵素は、私達みんなの体内にあるもの。つまり、山本さんが発明した新型ビタミンCは、体内に入ると酵素の力で「ビタミンC」に変身するという、すごいものなのです。

この新型ビタミンCの開発に成功したのは1989年、社長が岡山大学の研究室で大学の教授をしていた頃だそうです。そんな山本先生が生み出した「壊れにくい」新型ビタミンCは瞬く間にいろんな業界で引っ張りだこになりました。サプリメントだけにとどまらず今や国内8割の化粧品メーカーがこのビタミンCを採用っていうからスゴイ!さらに自ら会社を立ち上げ2005年から販売を始めた「プロビタC」も大ヒット!累計売上げは1億円を突破!

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新型ビタミンCで今後も「がっちり!」間違いなしですね!

▼スタジオでお話を伺いました。
進藤:今後儲かりそうな化学式はありますか?

森永さん:「光硬化性樹脂」です。プラスチックで液体の樹脂に紫外線を当てると固まるという化学反応式があるんですけど、それを利用して、光硬化性樹脂に光を当てて3次元のものをプリントするという「3Dプリンター」として使うことができるんです。

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