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今日のがっちりマンデーは「ピーチ」!
出来立てホヤホヤながら、大阪〜福岡間がたった3780円!と驚きの安さで話題騒然!
そこで!今回は、「ピーチ」の安さの秘密、そしてその裏側に迫ります!

「ピーチ」安さのカラクリ1

今月1日に就航したばかりの格安航空会社「ピーチ・アビエーション」!
「関空」で馴染みの関西国際空港を拠点に、新千歳空港との間を1日3往復。
福岡空港との間を4往復でスタート!
以来、連日満席状態!出だしは、かなり好調のようです!
そのウリは、なんといっても値段の安さ!
そこで、広報担当の佐々木基さんに、航空チケットのお値段を聞いてみると…

佐々木さん:関西空港から札幌新千歳空港までが、4780円です!多分、長距離バス並みだと思います!

安い!しかし、よく聞いてみると、この安さにはちょっとしたカラクリが!

佐々木さん:お電話で予約して頂く場合には、プラス1050円、空港のカウンターで購入の場合は、プラス2100円の手数料が必要となります!

予約は、基本、インターネットで!何か条件がつく度に料金が上がってしまいます。
他にも、荷物を飛行機に預けると、1個目ならタダという航空会社が多いのですが、「ピーチ」だと、1050円必要になります!
さらに、「通路側に座りたい!」、「家族と隣同士がいい!」などで座席を指定すると、210円の手数料がかかります。
今までの航空会社では、タダでしてくれていた事だけど、手間がかかったり、人より優先されるようなサービスには、それを頼んだ人にだけ、「お金を払ってもらいますよ!」というのが「ピーチ」の仕組み。
だから、何も頼まなければ、当然、安いってわけなんです!
でも、もっともっと安くするために、「ピーチ」では、あちこちに工夫が!

佐々木さん:こちらが「ピーチ」のチェックインカウンターです!

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え?これが?
航空会社の受付といえば、カウンターが長いイメージですが、「ピーチ」のは、なんだかポツン…。

佐々木さん:あちらの施設を使うと非常に高いんです!けっこう場所代がかかるんです。

実は、受付のカウンターは、長くなればなるほど、空港に払う場所代が高くついてしまいます!だから、ピーチでは、なるべくコンパクトにしているんです。
さて、スタッフはいよいよ、バスに乗って夜の滑走路付近へ。
すると、「ピーチ」の飛行機を発見!てっきりお安い中古なのかと思っていたら…

佐々木さん:新しい飛行機を使っています。しかも「ピーチ」では、全く同じ形の飛行機を使っています!

「ピーチ」の飛行機は、ピチピチの新品!エアバス社、A320が現在3機あります。

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あと7機買うそうなんですが、全部新品で、同じA320の予定。
なんだか、お金がかかりそうですが、ココにも、意外な節約のポイントが!
そこで、フライトを終えたばかりのA320機長の井田邦夫さんに聞いてみると…

スタッフ:元々はどちらに?
伊田さん:JALの機長です。

JALから昨年、ピーチに転職してきた井田さん。
そんな井田さんが、クリアーファイルの中から取り出したのは!

伊田さん:A320の新しく取った免許です!

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スタッフ:みなさん、この機種を?
伊田さん:そうですね、私の場合は昔からこういう機種の免許を。

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スタッフ:機種ごとに免許が違うんですか?
伊田さん:免許は飛行機1機種に対して、1種類必要なんです!だから、新しく飛行機に乗るためには、新しい機種用のライセンスが必要になってきます!

そう、旅客機の免許は、機種ごとに別れています。
ってことは、いろいろ飛行機があると、その都度、パイロットは免許を取らないといけないので、お金が余計にかかってしまうんです!
「ピーチ」のように同じ飛行機なら、その辺もスッキリってわけ!
続いて、航空整備士の島奏紀さんにお話しを伺うと…

島さん:航空機を統一しますと、航空機の部品や工具が1機種分になるので、整備士を養成する時間やコストが安くなるメリットがあります。

使う工具も、予備のパーツも1種類で済んでしまい、しかも!
覚えなきゃいけない膨大な整備のマニュアルも、1機種だけなので、その分、手間やコストもかなり節約できる!

スタッフ:でも、新品の機体って、相当お高いですよね?
島さん:初期投資はかかりますけど、整備費が抑えられると思います!
スタッフ:なんでですか?
島さん:中古機はそれなりに不具合も出ますし、飛行機の部品っていうのは、部品ごとに何年で交換しないといけない規定があるからなんです!

よくわからない中古の飛行機を買って、あっちこっち直すよりも、しっかりした新品を買った方が点検も簡単!結果、安くつくんだとか。
そして「ピーチ」には、飛行機の行き先や、スケジュールにも、あるヒミツが!

佐々木さん:「ピーチ」の飛行機は、必ず出発した空港に戻ってくるんです。

では、「ピーチ」の路線と運航表を見てみると…

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どれも関空との往復だけ。しかも、片道4時間以内の場所にしか飛ばない。
というのも、一日の終わりには、必ず関空に帰って来るため。
なぜ、こんなスケジュールにしているかというと、よその空港にお泊りすると、何かとお金がかかるから!
例えば、飛行機をよその空港に停めると、“駐機代”。
整備士さんを各地の空港に置くと、“整備士の人件費”。
パイロットやCAさんもお泊りになるので、“宿泊費”などがかかります。
だから、毎日関空に戻ることで、あらゆるお金を節約しているんです。
あの手この手で、いろんなお金を省いて、安さを実現させている「ピーチ」!
これは、視界良好ですね!

▼スタジオでは井上社長にお話を伺いました。
加藤:今後儲かっていっても、片道4時間以内を絶対に守るんですか?
井上社長:そうですね。片道4時間以内っていうのは、運航表をよく見ていただくと、人口も経済的な需要も充分な地点がたくさんあるんです。香港も韓国も台湾も、中国の沿岸部も入ってきますから、充分なんです。

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