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ゴム作りのスゴイ人!

葛飾区のゴムマイスターなる人物を求めて、やって来たのは白鳥1丁目にある株式会社杉野ゴム化学工業所。
出迎えてくれたのは、社長の杉野行雄さん。

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実は、この方が今回のスゴイ人!
ゴム作りに関して、東京都からマイスターの称号を与えられたゴムの達人なのです。
良く伸びるゴムや、火であぶっても燃えないゴム、水中メガネ用の耐水ゴムに、原発で使われる放射線に強いゴムなど、様々な特徴のゴムを作っちゃう。
では早速、その達人のゴム作りを見せてもらいましょう!
すると、なにやら怪しげな粉をトレーに乗せ計量。

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続いて、黒いゴムの原料をローラーにかけて伸ばしていく。
そこに、黄色い粉を入れ、さらに白い粉を次々と投入!ゴムに練り込まれていきます。
では一体、これは何のゴムを作っているのでしょうか?

杉野社長:これは送電線の電線と電線をつなぐカバーです。

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そう!今作ってるのは、送電線のこの部分。
6000ボルトの高圧電流に耐えられる特殊ゴムなんです。
混ぜ込む粉は、なんと30種類!
耐久性を増すためのアミンとフェノール、電流を流れにくくするシランカップリング剤など、それぞれに違う役割をもった粉末を、バランスよく混ぜていく。
ほんの数グラムの違いで、性質の違うゴムになることもある、実に繊細な作業なのです。
でも、こんなことをやってたら、とても大量生産できないような気がするのですが…

杉野さん:私どもは開発!製品化できるまでの、金型から原材料のブレンド方法をレシピにして、それを大手企業にお渡しするんです。

そう!杉野社長が作っているのはゴムの製品ではなく、特殊ゴムのレシピ。
何十回という試行錯誤の末にあみ出した、材料の細かい分量が記された特殊ゴムの作り方を発注元のメーカーに売っているのです。

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すると杉野社長、今度は機械に何かを投入し始めました。
一体、何を入れているのでしょうか?

杉野社長:これはダミーっていいますか、世の中に製品を出しますと成分を分析されて似たようなものを作られるんです。その時にわからないように、色んな反応が出るようにしているんです。これが今まで生き残ってきた日本の技の根源です。

成分を分析された時、変な結果が出る材料や、ホンモノとかなり似てるけど微妙に違う材料など、色んなものを混ぜていたんです。
ダミーを入れることで、真似されるのを防ぐ!
例えば、見た目は全く同じ杉野ゴム製の耐震マットと、中国製の耐震マットを細く切ってから引っ張ってみると…

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ご覧の通り!
杉野ゴム製は切れない!
杉野さん曰く、ダミーのおかげでまだ真似されてないってことらしい。
では、そんなゴムの達人、杉野社長が自分よりスゴイ!と思う職人さんは葛飾区にいるのでしょうか?

杉野社長:そうですねー、ズバ抜けてるのは金子硝子の金子さん。天才ですね指先が!

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