過去の放送内容

今回のがっちりマンデーは、「カルピス」。
誕生して91年を迎える超ロングセラー!昨年度の売上げはなんと!1056億円!
出荷本数年間2000万本!でも、カルピスは飲むだけじゃないって知ってました?
カルピスが調味料?!ストレス緩和??
そこで今回は、国民的飲料カルピスのヒミツに迫ります!!

放送内容をシェアする

ロングセラー カルピス儲かりのヒミツ!

カルピスって昔からずっとあの味ですよね。
それもそのはず、誕生は今から91年前の1919年。キッカケは、内モンゴルにありました!
元々商社マンであったカルピス創業者の三島海雲が内モンゴルを訪れた際、現地の人々が飲んでいる「ジョウヒ」と呼ばれる牛乳を発酵させた飲み物を飲んだところ、長旅で崩していた体調は元気一杯に!
そこで「これは日本でも売れそうだ!」と思い、帰国後この新しい飲み物作りに挑戦!

イメージ

そして4年後、日本初の乳酸菌飲料カルピスが誕生したのです!
ラムネが1本8銭だった当時、1円60銭と割高だったのですが、薄めて飲むというおトク感がウケて大ヒット!
こうして現在、乳酸菌飲料ナンバー1となったカルピスですが、誕生から91年間変わらないのが『味』!
そこで、そのヒミツを探るべく、群馬県館林にあるカルピス群馬工場に潜入!
建物の中に入ると、まず最初に目に飛び込んできたのは…

イメージ

巨大なタンク!
群馬工場マネージャーの郷野丈洋さんにお話を伺いました。

郷野さん:これが生乳を受け入れるタンクです。生乳とは搾りたての牛のお乳のことですね。

そう!カルピスの原料は搾りたての牛乳。

イメージ

その牛乳をこちらの機械に入れてぐるぐる回転させる。すると、牛乳の脂肪分が取り除かれ脱脂乳に!そして、ここからがカルピス作りの本番!
すると再び巨大タンクが…

イメージ

郷野さん:こちらは先ほどの分離した乳を、カルピス菌を添加して発酵をかけるというタンクです。

イメージ

カルピス菌とは乳酸菌の一種。
これが巨大タンクの中で牛乳と混ざると、発酵乳という状態になるんです。
でも、ただ混ぜるだけだったらカルピス菌さえ手に入れば、誰にでも作れるのでは…?

郷野さん:時間と温度を管理して発酵をかけるんです。そこがノウハウになっています。

カルピス菌のような乳酸菌は、温度や発酵させる時間の長さがちょっとでも狂うと働きが変わってしまうので、全然違う味になる!だから簡単には真似ができないのです!
今ではコンピュータで管理しながら、常に一定の味になるように制御されている。
そして、大きなタンクの隣に並ぶ小さなタンク。これは何をする機械なのでしょうか?

イメージ

郷野さん:こちらのタンクが、カルピスの大事なカルピス菌を保存しておくタンクです。

そう!こちらのタンクはカルピス作りの命!カルピス菌が入ったタンクなんです!

郷野さん:カルピス菌が無くならないように、発酵しているカルピスの中からこの機械に戻して繋げていくんです!

カルピス菌は、老舗のウナギ屋さんの秘伝のタレに似ていて、代々受け継いでいく!
発酵乳を作る際、一度全部カルピス菌を使ってしまうのですが、発酵させることで数が増える!
そして、全部を製品にしないで、ちょっと残しておき、次に使うまで保存しておくんです。
こうして同じカルピス菌をずっと使っているから、味もずっと変わらないんです!
実はこのカルピス菌、どこでどうやって見つけたのかは、カルピス社内でも誰も知らない謎。
もし無くなってしまうと、同じものを見つけるのはほぼ不可能なんだとか。
そんなできたてのカルピスを特別にいただいちゃいました!

イメージ

スタッフ:全然カルピスじゃないんですけど!
郷野さん:まだ作ってる途中の段階のものなので、カルピスは2回発酵することによって作られています。

あの味を出すためには、もうひとつの大事な作業があります。

郷野さん:ここが二次発酵を行う二次発酵タンクです。

イメージ

同じ様なタンクですが、除いてみると1回目よりも激しい泡が!

郷野さん:これが二次発酵で出てくる香りの素、炭酸ガスです。

実は、カルピスの素、カルピス菌は乳酸菌と酵母菌で出来ていて、2回目の発酵では酵母菌が活躍するのです。酵母菌といえばお酒を造る時などに使う菌。カルピスにはお酒造りのノウハウが生かされているのです。
カルピスを2回発酵させるのは、数ある乳酸菌飲料の中でもカルピスだけ。こうして独特の味が、年間2000万本も生産されています!
そして、この工場ではカルピス以外にも隠れた人気商品が製造されています。
カルピスを作るために脱脂乳を取り出したのですが、残った脂肪分を使ってある物を作っているんです。それは…

イメージ

カルピスバター!お値段は450gで1418円と、ちょっとお高いですが、あっさりとした味わいで、フランス料理店などのシェフが好んで使っているという隠れたヒット商品なんです。

郷野さん:他社さんのバターは北海道の牛乳を使って作っているところが多いんですが、カルピスの場合は本州の乳を使って作っていますので、色が白いんです。

北海道の牛と本州の牛では、食べているエサが違うため、それが色に表れるそうなんです。

放送内容をシェアする

番組グッズ

がっちりマンデー!!知られざる40社の儲けの秘密

¥1,404(税込)