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今日のがっちりマンデーは、「島精機」!
「島精機」がつくっているのは、“ニットを作る編み機”!
セーターにカットソー、カーディガンにポロシャツなどなど、日本で作られているニット製品の80%が「島精機」の編み機で作られているんです!!
しかも、編み機の売り上げは世界トップシェアの50%以上!!
今日は、世界No.1編み機メーカー「島精機の」儲かるヒミツを紐解いちゃいます!

「島精機」の編み機が世界で1番売れるヒミツとは!?

世界中で売れまくっている「島精機」の編み機とは一体どんなものなのでしょうか?
そこで番組は、和歌山県にある「島精機」の本社に突撃取材を敢行!

早速、社内にある編み機の試運転をしている部屋に、島精機・開発本部長の有北さんが案内してくれました!

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有北さん:こちらが主力のコンピュータ横編み機で、ニットの製品を編む機械です。

ところで、今までニット製品がどうやって作られていたかというと…

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まず、編み機で1本の糸を四角に編み上げて生地を作り、前部分・後ろ部分・右袖・左袖と、4つのパーツに裁断してから、縫い合わせていたのです。
しかし、この方法だとある問題が。有北さんに伺ってみると…

有北さん:カットロスが出て、1着あたり30%くらい捨ててたわけなんです。

そう、なんと1着作るのに、生地を3分の1も無駄にしてしまっていたんです!
しかも、編んだ生地をバスッと裁断するため、糸がほつれやすくなってしまっていた。
ところが!「島精機」が開発した先ほどの「マッハ2SIG」で編むと…

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洋服の形に編まれて出てくるんです!

有北さん:これだと、裁断するという工程がなくなります!

そう、洋服の形に編んでくれるため、「糸がほつれる心配がない!」、「ムダな生地が一切出ない!」、おまけに「裁断にかかる人件費もカットできる!」
これこそ、「島精機」の編み機が世界中で売れているヒミツなんです!!

番組スタッフ:おいくらくらいするんですか?
有北さん:1000万以上します!

では、こんなスゴイ編み機を考えたのはどこのどなたなんでしょう?

有北さん:社長!!

そう、発明したのは島正博社長ご本人というから驚き!
そこで、社長に会うために訪れたのは…

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社長室ではなく、なんと開発室!
あれ?社長の席なのに、脇には設計図を引く「製図台」や、机には「コンパス」や「定規」、「ルーペ」が置いてあります!
では、社長室は一体どこにあるのでしょう?

島社長:社長室は、ほとんど着替えの時だけ!お葬式の時使うくらい…。

今でも編み機の開発に勤しんでいる島社長は、根っからのアイデアマン!
かつて、和歌山の小さな製作所で、部品加工の仕事をしながら色んな発明をしていた島青年。
島社長によると、「18歳までに100件くらい特許を出願した」んだとか!
100個発明するだけでもスゴイのに、その全てに特許を取得!
どんなものを発明したのかというと…
「自動車の方向指示器」に「発電ランプのスイッチ」、「自転車の変速機」まで、アイデアマンの面目躍如!

そして1955年、18歳のときに発明した機械が…

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手動式の手袋編み機!指先から手首まで、縫製いらずで丸ごと作れるとあって大ヒット!!
ここから、島社長の編み機造りの人生がスタートするんです!

1962年、編み機だけを製造販売する会社「島精機」を創業するや、1965年には、手動だった手袋編み機を、電動式のものに改良!
この編み機から生まれたロングセラー商品が……皆さんご存知の「軍手」!
電動式になったおかげで、人の手が一切かからなくなり、軍手の値段をぐ〜んと安くできたのです!
さらに1979年には、コンピュータ制御横編み機を開発!
これまで編み機ではできなかった複雑な編み柄を、コンピュータ制御によって簡単に編めるようにしちゃったんです!

そして1995年。島社長が発明した“一台の編み機”が、世界中のデザイナーやアパレル関係者の度肝を抜いた!!

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それがこちら、世界初の「ホールガーメント横編み機」!
一体何が違うと言うのでしょうか?早速、有北さんに見せてもらうことに!

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これは、もしかして…

有北さん:はい!丸ごと1着編めました!!

なんとサマーセーターが完成した状態で丸ごと1着!
今までだと、前・後ろ・両袖を人の手で縫製して作っていましたが…

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このように、袖の部分に縫い目がない!
その他、脇の下にも、肩の部分にも全く縫い目が見当たらない!
一体どうなっているのでしょうか?

有北さん:編みながら全部くっついていっているので、縫製はしてないです!

このホールガーメント編み機、なんと3本の糸を使って、洋服の胴体部分と両袖を同時進行で立体的に編み上げているんです!
編み機の中はどうなっているのかというと…

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コンピュータ制御された4000本以上の編み針が、3本の糸を立体的に編んでるんです!
島社長が発明したこの編み機のおかげで、裁断・縫製といった手間が全くなくなったというわけなんです。
さらに、縫い目がないないことで、着たときのシルエットがとってもキレイになるとあって、世界中のデザイナーも大注目!

そこで、表参道ヒルズにあるホールガーメント編み機を使っているショップのデザイナーさんにお話を伺ってみました。

デザイナーさん:夢のような機械ですよね、ホントに!!

そして、海外の「グッチ」や「マックスマーラ」などの有名高級ブランドからも「使ってみたい」と注文が殺到!

島社長が発明した編み機が、今世界中で大活躍しているんです!!

番組グッズ

がっちりマンデー!!知られざる40社の儲けの秘密

¥1,404(税込)