過去の放送内容

今日のがっちりマンデーは、エスビー食品!
年間売り上げは、1193億円!
これを稼ぎ出しているのが、小瓶や缶などの食卓の名脇役たち!

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スタジオには、江戸龍太郎社長が登場!

エスビー食品の儲かるヒミツをじっくり聞いちゃいます!

スパイスの儲かるヒミツ!

驚きのシェアを誇る、エスビーの食卓の名脇役たち。
おなじみ、小さな赤い缶に代表される家庭用カレー粉のシェアは、ダントツの80%!

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国産カレー粉誕生の歴史は、エスビー食品の歴史でもある。
大正時代、まだ高級料理だったカレーを口にしたエスビーの創業者、山崎峯次郎氏は、「なんてうまいんだ!日本でも作れないものか!?」

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しかし、当時の日本では“スパイス=食べ物”ではなく、売っていたのは薬屋さん。
で、薬屋でスパイスを片っ端から購入した峯次郎氏は、輸入品のカレー粉と香りをかぎ比べ、どんなスパイスが使われているかを独学で研究していったのです。
そして大正12年、ついに日本初の純国産カレー粉を発売!
全国的な大ヒットとなりました!

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そんな峯次郎氏は、エスビーのカレー粉をアピールするため、カレー粉の工場を国会議事堂そっくりに建て替えちゃった!

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今もその名残りが、赤缶カレー粉のパッケージに残されています。
さらに…

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ナレーション:インド人もビックリ!エスビーカレー新型!うまいっ!

このCMが話題となり、ルウタイプのカレーも次々大ヒット!
エスビー食品の名を、不動のものにしたのです。
国内シェア80%を誇るエスビーのカレー粉。
一体どうやって作られているのか?

ヒミツを探るべく、がっちりマンデー!!経済予報士見習い岡村は、東京都板橋区にあるスパイス中央研究所へ。

岡村仁美(TBSアナウンサー):うわっ!すごいスパイスのいい香りがしてますよ!

第1商品開発ユニットマネージャー 小島和彦さん:いい香りでしょ?

迎えてくれたのは、商品開発部の小島さん。

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岡村:ご出身は?

小島さん:色々言われるんですけれども、最近言われるのはインドですとかパキスタンですとかインドネシアですとか。
だんだんそういう顔になってきちゃっているのかもしれませんね。
毎日何十本も何百本もスパイスを見るんですから。
そうするとこういう顔になってっちゃうんですね。

小島さん、そんなわけないでしょ…。
小島さんいわく、エスビーのカレー粉には、創業から80年以上ずっと守られてきた鉄則がある!
それは…「カレー粉の味や香りを少しも変えてはいけない!」

岡村:なんで同じじゃなきゃいけないんですか?

小島さん:やっぱり、エスビー食品のカレー粉は、日本のカレーの原点だと思うんですね。
つまり、カレーのスタンダードです。
だから、絶対に変えてはならないんです!

エスビーのカレー粉は、シェア80%!日本全国のお店や家庭で、様々な料理に使われている。
だから、その味や香りが少しでも変わると、全国で作られているカレー風味の料理の味が変わってしまうのだ。
そのため、

小島さん:創業当時から調合比率をまったく変えていないんです!
何.何%まで決まってます!

カレー粉は、ターメリックやナツメグ、クミンなど、30種類以上のスパイスをブレンドしたもの。
そのすべての割合は、小数点以下まで細かく決まっているというのだ!

小島さん:ですから、このレシピにつきましては、エスビーの社員といえどもほんの一握りしか知らないんです!

そして、カレー粉の調合比率と同じくらい大事なのが、香り。
その香りを守り続けているのが、商品本部分析センターの鳥居由美さん。

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岡村:どうやって香りを調べてるんですか?

鳥居さん:こちらの機械で香りを分析しております。

こちらが香りを分析する機械、その名も「ガスクロマトグラフ質量分析計」!

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香りはいくつもの成分から出来ている。
ターメリックの場合、なんと200種類もの香りの成分が!
それをこの機械にかけると、200種類それぞれの香りの成分が、どれくらい強いのかを分析してくれる。

ここで満を持して香りのスペシャリスト・鳥居さんが登場!
機械が当てた200種類すべての香りを、1つ1つかいでチェック!
集中力が必要なので、記入しながら記録していく…。
この分析ができるのは、社員の中でもごくわずか。
鳥居さんは、その中の選ばれし1人!

岡村:今「甘い」って書きました、甘い。
「花のようだ」、「さわやかな」。

機械から出てくる香りの特徴を次々と判別!
ここで!時間のムダだとは思いますが、岡村も挑戦!
…岡村?今、香りが通過したんだけど…岡村さん?岡村さーん!!

岡村:え〜!?ほんとに分かんない!

鳥居さん:人間の鼻って、疲れてしまうのが最大の欠点なんですよね。

はぁ…、岡村の鼻は疲れちゃったのねー…。

カレー粉のこだわりは、その製造工程にもあった!
企業秘密でほとんどお見せできないのが残念ですが、なんとも年季の入ったこちらの機械。
ここ!ここにご注目!

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杵と臼のようなもので、スパイスの実をすりつぶしてる!

第1商品開発ユニット 鈴木直幸さん:
これはもう、創業当初からうちの方でこだわり続けている製粉の方法になります。
高速でガーッと製粉する機械もあるんですけど、やっぱりどうしても熱が出てきちゃうんですね。
そうするとスパイスの香りっていうのは、すごい熱に弱いんですよ。
スパイスの命は香りなんですよね!

だからエスビーでは、昔ながらの製法でじっくりすりつぶしている。
そして、カレー粉製造の最終工程、焙煎。
焙煎とは、カレー粉に熱を加えて香りを出す作業。
ここで一番大事なのは、温度調節。
温度調節名人の松本さんに、特別に、焙煎したてのカレー粉を見せて頂きました。

東松山工場スパイス製造担当 松本輝之さん:震えが来ますよ!震えが来ますコレは!

スタッフ:おぉ〜!おぉ〜っ!!これが…

松本さん:これがカレーの香りです!

こちらが、出来立てホヤホヤのカレー粉!

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松本さん:匂いも色もここからカレー粉になります!
たかがカレーじゃありません!ものすごいです!奥が深いです!

こうした、カレー粉に見せられた男たちのおかげで、80%という驚異のシェアをキープしているんですね。

番組グッズ

がっちりマンデー!!知られざる40社の儲けの秘密

¥1,404(税込)