過去の放送内容

生ビール、発泡酒、そして第3のビール!
常に、抜きつ抜かれつの熾烈なシェア争いが繰り広げられるビール業界の中で、常にトップを争う老舗中の老舗、それがキリンビール!
キリンビールは今年で創業100周年!
その歴史はまさに波乱万丈と言っても過言ではありません。
スタジオにはキリンビール一筋37年!代表取締役社長の三宅占二さんにお越し頂きました。
今回のがっちりマンデーは、キリンビールの意外と知らない儲かりのヒミツに迫ります!

キリンビール成長の歴史と改革

今やビール業界では押しも押されもしない巨人、キリンビール!
しかし、もちろん最初から大きかったわけではありません。
そこには、まさに日本のビールの歴史とも言うべき波乱万丈の物語がありました!

キリンビールの誕生は古く、明治3年に遡ります。
アメリカ人のウィリアム・コープランドさんが横浜に作った小さなビール工場「スプリングバレーブルワリー」がその始まり。

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そして、ちょうど100年前の明治40年、当時日本最大の財閥「三菱財閥」の協力で正式に麒麟麦酒株式会社が発足します。
というわけで、意外と知られていませんがキリンビールは今も三菱系の会社なのです!
ちなみに、三菱商事さんや三菱電機さんの宴会ではいつもキリンビールが飲まれているそうですよ。

徐々に売り上げを伸ばすキリンビール。
しかし、設立当時から、ある巨大なライバルが存在していました!
それが、大日本ビールなのです!

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明治39年時点で、キリンビールのシェア20%に対して大日本ビールはなんと72%のシェアを誇っていました!これでは敵わない!
しかし、ビール業界2番手の地位に甘んじていたキリンビールに第二次世界大戦終了後、大きなチャンスがやってきます!

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それは、大日本ビール分割!
占領軍GHQの命令で、大きすぎる大日本ビールはサッポロビールとアサヒビールに分割されることになったのです。

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これはキリンビールに大チャンス到来!
キリンビールを一気に業界No.1に押し上げた人気商品が、このご存知キリンラガービール!
独特の苦味とまろやかな味わいのヒミツは、なんとわざわざビールの本場ドイツから醸造技師を呼び寄せたところにありました。
その本場の味わいが、日本人にも大好評!
さらに戦後、ビールは他のお酒と違って税金が安かったこともあり、庶民のお酒として一気に国民的大ブレイクを果たしました!

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キリンビールは昭和41年にシェア50%を獲得!ピーク時には、さらにそのシェアを63%にまで伸ばし、その後45年間、ビール業界の王者として君臨し続けたのです。
ところが、昭和62年、ダントツの王者キリンビールに恐るべき刺客が襲い掛かります!

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その名は、アサヒスーパードライ!これまでのビールとは一味違う「辛口」を武器に当時年間100万ケース売れれば大ヒットと言われたビール業界において、なんと1350万ケースを売り上げたという超特大ヒットとなったオバケ商品なのです!

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スーパードライのおかげで、アサヒビールは一気に業界でのシェアを伸ばし、あれよあれよと言う間に2001年にはキリンビールからトップの座を奪い取ったのです!

キリンビール代表取締役副社長の田村潤さんに当時の様子を伺いました。
田村さん:やっぱりアサヒビールに抜かれたのは悔しかったですよね。
入社してからずっとキリンビールがトップでしたし、それに誇りに思っていたので悔しくて寝られませんでしたね。

ダントツのトップからまさかの転落の屈辱を味わった王者キリンビール!
しかし、これをきっかけにあることに気付いたのです。

田村さん:あまりにもこれまでお客様に視線がいっていませんでした。
競合ライバルメーカーに対してばかり視線がいっていた時代があったのです。

そう!キリンビールが負けて初めて気付いたのは、「ビール会社はお客様に美味しいと思わせなきゃダメ」という当たり前のことだったのです!
そのためにキリンビールは常識破りの改革を進めました。

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