過去の放送内容

謎の儲かり企業「フェイス」を率いる平澤社長とは…?

皆さんは、携帯電話の着メロがなぜ鳴るかと考えたことがありますか?
実は、日本の企業が開発したある技術のおかげなのです。その数、何と3億台!
その儲かり企業はフェイス!
これまで表に出ることがなかった謎の企業なのです。

イメージ

創業からたった9年11ヶ月で東証一部上場にまで上りつめ、年商は300億円を超える会社、フェイス。
今回はその儲けのヒミツに迫るべく、経済予報士見習いの川田が平澤創社長に直撃しました!

フェイスの儲かりアイテムとは、着メロ。
携帯電話は、フェイスの技術で着メロが鳴る仕組みになっているのです。
着メロはなぜ鳴るのかというと…

例えば、映画のソフトに「DVD」というマークがありますが、これはどのメーカーのDVDプレーヤーでも再生可能という意味を表します。
いわば、規格を決めていることを意味しています。

イメージ

これと同じで、どこのメーカーの携帯電話でも着メロが再生できるようにルールを決めたのがフェイス。
このルールを初めて考えたのが、平澤社長なのです。
平澤社長は、大阪芸術大学の音楽科卒。
実は、一部上場企業で芸術大学出身の社長は平澤氏だけなのです。
音楽に精通した平澤氏は、学生時代は音楽プロダクションでアルバイトをしていました。
その時、日本の音楽現状を目の当たりにして考えたことは…
インターネットで音楽が流通する時代が来る!

そして1990年、大手ゲームメーカーの任天堂に入社。
専門知識を生かし、ゲーム音楽を担当。しかし、自分の力を試したくなり、たった1年で退社。
退社後すぐの1992年、地元京都のマンションで、任天堂時代の同僚と二人でベンチャー企業「フェイス」を設立しました。
業務内容は、音楽をデータ変換してコンピュータで配信できるようにする技術の開発・販売。
今でこそ、iPodなどネットを使って音楽のデータをダウンロードすることは当たり前になっていますが、14年前のインターネットがない時代に音楽を配信するという最先端の取り組みを行っていたのです。

しかし、時代が早すぎた!
まだブロードバンドもなく回線速度が遅い時代に、データ量が多い音楽を誰もダウンロードしませんでした。
当然業績は伸び悩み、辛抱の時期は続きました。

そんな時、平澤氏の運命を変えるヒントと出会いました。昼食をとるために仲間と入ったとんかつ屋で、平澤氏はあるものを見つけました。
それは、テーブルに置いてあった着メロ本。
着メロ本は90年代後半、毎月30万部売れていました。
その内容は、携帯電話の文字盤を使って数字を打ち込み、オリジナルの着メロを自分で作るというものでした。
「これだ!」とひらめいた平澤氏。
わざわざ数字を打ち込まなくても、着メロを携帯でダウンロードできれば、そっちの方が受けるに違いない!

そして1999年、世界初の着メロシステムを完成。
ここからフェイスの快進撃が始まります。
気がつけば、着メロ市場60%シェアを獲得!
世界21カ国で事業展開、世界3億台の携帯電話を支配する超儲かり企業に大成長。
さらに2004年には、着メロ配信市場という今までになかった新しい市場を開拓した功績が認められ、最年少かつ初の30代で藍綬褒章まで受賞!
たった二人で始めた企業が年商300億円企業にまで成長させた、まさにジャパンドリームなのです!!

▼さて、スタジオではフェイスの平澤創社長にがっちり話を伺いました。
平澤社長:こちらが当時売られていた着メロ本です。中には数字がたくさん書いてありますが、同じ曲でも機種によって打ち込み方が全く違うんですね。そこで、我々が統一規格を作ってダウンロードできるようにしようと考えました。

加藤:つまり、以前のように着メロ本を見ながらいちいち打って着メロを作るという作業をなくして、全ての機種でも対応できるように、一つのルールを作ることで着メロがすぐに使えるようにしたんですね。社長、天才ですね!

Q:卒業後はまず任天堂に就職なさったんですね。
平澤社長:任天堂ではゲーム音楽を担当しました。大学での専門とも離れていないし、給料もいいし…という気持ちで入社しました。

Q:では、なぜ一年でやめようと思ったんですか?
A:学生時代に、ZARD・WANDS・大黒摩季などを輩出した大手音楽プロダクションでアルバイトをしていました。その会社は飛ぶ鳥を落とす勢いでヒットがどんどん出ていたのですが、その様子を見て「このままサラリーマン生活を続けるのはいやだな」と思えてきたのです。何らかの形で、その会社を抜くぐらいの会社を作ろうと考えるようになりました。

番組グッズ

がっちりマンデー!!知られざる40社の儲けの秘密

¥1,404(税込)