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赤ちゃん、女性、介護、そしてペット…
これら全ての分野で儲ける企業、それがユニチャーム!!
おむつシェア、生理用品シェア、ペット用品でも日本一!
年商はなんと2460億円!!
今回はあらゆる業界でナンバーワンの王様企業、ユニチャームの特集です!

ユニチャームの儲けのキーワード・「吸い込む」

ユニチャームが生まれたのは、愛媛県は川之江(現在の四国中央市)。
1961年に高原社長の父・慶一郎氏が、創業した会社がその始まり。
なんと初めは材木を売っていた建材業の会社でした!!

それがなぜおむつや生理用品などを扱うようになったのでしょうか!?
きっかけは、流通視察のために行ったアメリカのスーパーマーケット。
慶一郎氏はそこで、棚に山と積まれた生理用品を目にして衝撃を受けたのです!
日本では、生理用品といえば、薬屋さんで恥ずかしそうにコソコソ買うのが普通で、商品が並んでいるなんて考えられませんでした。
その当時、何か新しい市場を開拓したいと思っていた慶一郎氏は「これだ!」と確信!

周囲の声を取り入れ、使いやすいナプキンの販売に乗り出しました!
慶一郎の読みは見事に当たり、5年で業界トップの座を獲得。

1981年には、同じ素材でベビー用・紙おむつを作り販売!
わずか1年半で王者P&Gからトップの座を奪い、現在まで日本一のおむつブランドとして君臨。
市場シェアは、およそ50%を誇る!!

でも、一体なぜ、ここまでユニチャームの商品が売れるのでしょうか…
ベビーケア事業本部の米本薫さんのお話を伺うと、その儲けのキーワードとは…「吸い込む」!?

そのヒミツをさぐるべく、香川県豊浜町のユニチャーム・テクノロジーセンターへ。
家でもおむつを履いてテストする熱心な開発者、山川史絵さんに吸い込みの凄さを見せてもらいました。

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何と、ユニチャームの紙おむつは他社の製品に比べ吸収スピードが1.5倍も速かったのです!!
紙おむつは水分を吸収する力の強い不織布という布で作られますが、それが他社と何か違うのか?

真ん中のところの吸収体がない部分から前後にすばやく広がって全体的に吸収使用とするのでスピードが速くなる。
そう、素材のベースはそれほど変わらない、いかに工夫して商品を開発するかが大事。

そこでユニチャームが積極的に行っているのが、別の「吸い込み」。
消費者の声を吸い込むこと!!

テクノロジーセンター内にあるファームルーム。オムツをつけた赤ちゃん達が楽しく遊ぶあかちゃん牧場。ここは、試作品のおむつを赤ちゃんに履いてもらい、動きや様子を観察、何か不具合がないか、赤ちゃんの声を吸い込む場所です。

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一般のご家庭を訪ねる家庭訪問では、お母さん達からの意見も直接吸い込みます。
他社製品との比較や、新製品のコピーの感想まで、率直な意見を伺うのです。
消費者のニーズを吸い上げる事で様々なヒット商品を生み出しているのがユニチャーム。

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元気に歩く乳児のオムツを寝かせて替えるのは大変!
そこで生まれた大ヒット商品が…世界初の履かせるパンツ型おむつでした!

最近では、生後数ヶ月の赤ちゃんでもハイハイすればパンツ型のオムツの方が便利、というお母さんが多い事から、「体重10キロ以下の乳児向け」という表記を「ハイハイ用」に変えたところ、これが大ヒット!!

同じ商品でも常に細かくパッケージを変えていく事で商品の鮮度を保ち、消費者を飽きさせない。
その結果が毎年、順調に伸び続ける、売上成績にもつながっているのです。

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消費者のニーズより、常に先を行く新たな商品を提供するため、ユニチャームにはさらなるヒミツがあったんです!!
なんと、技術を持った職人さんを抱えているのです!

ユニチャームでは、普通外部に発注する商品を作るための複雑な機械を、新商品が出るたびに、部品1つ1つから、自社で作っているんです。
そうする事で、時間を大幅に短縮、コストも削減。
いち早く、より良い新商品を提供する事ができるのだとか!
時代と共に変わる商品のニーズに応え新たに機械も作り変えてきたのです。

消費者から吸い込んだものを、よりよい商品にして返すために、開発者から研究員、マーケティング、さらには職人さんまで全てが一体となって他が真似できないモノづくりを目指す。それがユニチャーム成功のヒミツなんです!

さて、スタジオではユニチャームの社長、高原さんにお話を伺いました。
Q:お父さんから会社を引き継いだ時、最初はプレッシャーもあったのではないですか?

A:世代交代は結構簡単ではなくて、最初にやったことはリストラだったのです。
私たちは何をやるかということにこだわって、ユニチャームの技術で差別性をいかに維持できるか、ということを考えてきました。何でもかんでも手を出すのではなく、中核ではない事業や創業者が始めた建材事業をやめることにしました。
新しいことを始めるよりもやめることの方が勇気がいるんですね。その仕事を一生懸命やってきた社員の方に、今後ますます世界を相手に競争しなくてはならないという話をきちんと話す必要がありました。先輩の言うことを一生懸命聞いて自分の意見をはっきり言い、年上の人には敬語を使うことを意識していました。

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