過去の放送内容

音楽CD業界の儲かるしくみ

ところで、こちらは芸能人高額納税者の部門別比較の表です。
人気歌手が上位にランクインしているように、今最も熱いのが音楽CD業界といえるのではないでしょうか。

イメージ

売り上げ競争が激化する音楽業界。
CDの売り上げを巡って、大手メーカーは熱い攻防を繰り広げていますが、CDが売れると一体、誰がどのくらい儲けているのでしょうか?
音楽評論家の五十嵐正氏に聞いてみました。

一枚3千円のCDアルバム。その内訳は…
CDショップなど小売店の取り分⇒25%=つまり750円
CD盤そのものを作ったり、ケース、歌詞カードなどの製造原価⇒7%=約210円
レコーディングスタジオ代、バックミュージシャンのギャラなどの音楽制作費⇒5%=150円
作詞作曲者に入る著作権印税⇒6%=180円 これがミリオンセラーの場合なら約1億8千万円に。
そして何よりも少ないのが…アーティストに入る歌唱印税⇒1%=30円!!
つまりミリオンセラーでも3千万円程度。意外と安いんですね。

あとは宣伝費⇒15%=なんと450円にもなるんです!
テレビ・ラジオでのCM、大手新聞の一面広告など多額の費用をかけた宣伝合戦は最近さらに熾烈を極めています!

そして小売店、レコード店への協力費というものもあります。
ある大型店では、CD発売に合わせて300万円の協力費が支払われたといいます!

そしてレコード会社の取り分⇒なんと41%!
とはいえ、ここから人件費、輸送費など諸経費を引いた残りがレコード会社の儲けとなるのです。

熾烈な販売競争の中、通常の3千円のCDアルバムを2千円前後で発売し、相当稼いでいる人たちがいます。
それが…「インディーズ」系のアーティスト。
作詞作曲から、演奏、録音、CDの製造、宣伝までを自分たちでやってしまう、それがインディーズの基本。だからこそ大手メーカーよりも安く販売ができるという訳なのです。

こちらは大手レコード会社とインディーズの制作費・宣伝費の内訳を示したものです。

イメージ

インディーズの場合、販売や宣伝などのコストをかけていないので、売れれば売れた分だけほとんどが自分たちの利益になるのです。

つまり音楽CD業界の儲かるしくみとは、宣伝にお金をかける分枚数を多く売るか、インディーズで経費を抑えて利益を多くするか、という形になっているのです。

今インディーズが盛んなもうひとつの大きな理由がインターネット。
一人一人場所が遠く離れてもインターネットを通じて人とつながることができるようになり、直接情報を手に入れることも可能だからです。
インターネットの登場によっても大きく変化しそうな音楽CD業界。今後も目が離せません!

CDの売り上げ分のうち約1%しかアーティストに入らない歌唱印税には実は格差があり、ヒットが出る歌手は印税は高いですが、無名の歌手は1%を切る場合もあるとのこと!

がっちりマンデー!!プレミアム

番組グッズ

がっちりマンデー!!儲かる秘密

¥1,365(税込)

バナー広告