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提供:HITACHI Inspire the Next 世界ふしぎ発見! 製作:テレビマンユニオン TBS
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第961回
アメリカ中西部 ホピ 地球最後の聖地
2006/05/20 (土)21:00〜
今週のミステリーハンター
竹内 海南江(たけうち かなえ)
「世界ふしぎ発見!」では、すでに95ケ国をレポート。
CM、文筆業でも活躍中。短編小説集『アフリカの女』(幻冬舎文庫)、中編小説『うたかたの月』(幻冬舎)、散文写真集「グリオの唄」(ブルースインターアクションズ)、エッセイ集『おしりのしっぽ』(集英社be文庫)。4月20日にエッセイの第2弾『お姫様と山男』(集英社be文庫)が出版された。オフィシャルウェブサイトは「かなな共和国」
ミステリーハンターは今回で205回目(スペシャルの回は含まず)。
竹内 海南江
(たけうち かなえ)

地図今回の「世界ふしぎ発見!」の舞台はアメリカの中西部。この地域一帯にはグランドキャニオンを代表とする雄大な景観を楽しめる国立公園が数多くあります。そしてそこにはアメリカ最古の村があります。その村にはネイティブ・アメリカンのホピの人びとが伝統を守りながら暮らしているのです。ホピの人びとは、未来を言い当てた神話や、平和主義などで世界に知られるようになりました。しかし彼らの伝統文化や生活はほとんど人目に触れることなく、知られていません。謎に包まれたホピの人びとはどのような歴史を辿り今にいたるのでしょうか?ホピの祖先が住んでいた古代遺跡を巡り、そして現在ホピの人びとが暮らす村を取材してきたというミステリーハンターの竹内海南江さんにお話を伺いました。

Q.現在ホピの人びとが住んでいる村とはどんな所なのでしょうか?

切り立った崖はこの地域ならではの景観ホピの人たちが暮らす村は、メサと呼ばれていてテーブルマウンテンの上にあります。標高はだいたい2000メートルくらいですね。現在は道が整備されたので車で行くことができますが、かつてスペイン軍が侵攻してきたときには、頂上にそびえる城塞を見て諦めて通り過ぎたそうです。そのようなメサが3つ点在しています。そして3つのメサはほぼ同時期、およそ1000年前に建てられたと言われています。多くのネイティブ・アメリカンが、もといた場所を追われ移住していますから、ホピの村は現存するアメリカ最古の村でもあるんです。
またメサのある場所は、アリゾナ州の乾燥地帯ですから、人が生活する場所としては過酷な環境です。私が取材したときは、比較的過ごしやすい時期でしたが、昼間の気温が40度以上になることもあり、夜になるとグッと寒くなるというまさに砂漠と同じ気候です。

Q.ホピの人たちはどのような歴史をもっているのでしょう?

キャニオン・デ・シェイ国立公園。ホピの聖地今ある3つのメサに辿り着くまでに、ホピの人たちは「約束の地」を求めて長い間移動し続けてきたと言われています。また現在ホピの人たちは、ネイティブ・アメリカンとして知られていますが、おそらくマヤ文明を築いた人たちの末裔だと考えられています。なぜかというと、たくさんの共通する文化や伝統があるからです。それはホピの人たちが現在まで受け継いできたものの中にもありますし、彼らの祖先が残した遺跡にも見られます。なかでも天体観測が生活の中で欠かせないものだったこと、予言を持っていたことなどは、ホピの祖先の住居跡、ベタタキン遺跡重要なポイントだと思います。それらはマヤ文明との共通点でもあり、ホピがなぜ数百年もの間旅をしてきたのかを知る手がかりにもなっています。
今回は、アメリカの中西部にあるホピの築いた古代遺跡も取材してきました。それぞれすばらしい遺跡ですし、ホピの人たちがいかに壮大な旅をしてきたか感じていただけると思います。また遺跡のある地域は、日本では見られないスケールの大きい絶景が広がっています。番組では、その景色の美しさも楽しんでいただけると思います。


前近代に合衆国最大の集合住宅だったチャコキャニオン

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