ランデヴー 放送年:1998年7月〜9月 出演者:田中美佐子・桃井かおり・高橋克典 他 脚 本:岡田惠和 主題歌:華原朋美『Here we are』
結婚4年目の主婦・田所朝子(田中美佐子)のもとに小包が届く。中身は怪獣オタクの夫が高額で注文したブースカの人形。帰宅した夫・田所誠治(吹越 満)は帰るやいなや口もきかず自分の部屋へ直行。怪獣だらけの部屋で誠治はマニアのグループとインターネットの会話に夢中になっていた。一人ぼっちで夕食をすませた朝子は小包を思いだし、誠治の部屋へもって行くがそのとき階段から転落。誠治が心配したのは朝子ではなく彼女が持っていた怪獣の人形だった。「ふざけるな」心の中で何かが切れた朝子は翌日、通帳とブースカ人形とスーツケースを持ち、離婚届けを置いて家を出た。「どこか知らない街へ」と飛び乗ったタクシーがたどり着いたのは「リバーサイドタウン」。朝子は行くあてもなく年代物のホテル「マリア」の扉をたたくそこには不思議な光景が広がっていた。ロビーにたむろする外国人客。フロントにはオーナーの北野百合子(岸田今日子)そして客の中の一人、女性ポルノ小説家の工藤真由美(桃井かおり)と出逢う。 真由美は何だか事情のありそうな朝子に何かと世話をやく。ホテルの使い方から、近くの食物屋の場所、要するに女一人で生きる方法を朝子に教えるのだが、朝子はちょっと迷惑に感じていた。 とは言うものの特にやることもない朝子は真由美とつるむ羽目になる。 川辺を何となく散歩する朝子。そこで見かけたのは、屋形船を切り盛りしている青年・岩田 守(柏原 崇)の姿だった。ちょっと不良っぽい無口な男で、昔、朝子が憧れていたタイプ。何となく惹かれる朝子だったが、でももうそんな年ではないと自分に言い聞かせる。 その夜、真由美は煮え切らない朝子を見かね、ホストクラブへ誘う。クラブで2人が指名したのは猛(高橋克典)と名乗る男。 朝子はいい加減なその男を軽蔑しているが、真由美は見とれている。 次の日の夜、朝子が川辺を散歩していると、守が借金取りに囲まれているところに遭遇。 守の兄が屋台船を担保に借りた100万円を返せと言うのだ。 家を出たときに持ってきた朝子の全財産は200万円。 朝子はとっさに守の借金を肩代わりすると言い出す・・・