協奏曲 放送年:1996年10月〜12月 出演者:田村正和・木村拓哉・宮沢りえ 他 脚 本:池端俊策 主題歌:バネッサ・ウィリアムス『アルフィー』 備 考:金曜ドラマ
そうと知らず、弟子入りしようと海老沢耕介(田村正和)の門を叩いた翔(木村拓哉)だったが、そこで会ったのは鎌倉の海で助けた男だった。驚きと同時に怒りを覚えた翔は立ち去る。 その夜耕介は翔が落としていた履歴書を手掛かりに二人の住まいを捜す。訪ね当てたアパートで、あっけにとられる花(宮沢りえ)、自分は海老沢耕介だと自己紹介する。そこに帰ってきた翔は、「犬でもからかわれれば怒る」とにべもない。そんなある日、耕介の事務所に大木マサ(久本雅美)が訪ねてきた。大金持ちのマサは、耕介に家を建ててほしいと3年越しに通い続けている。マサの相手もそこそこに、花を勤め先の喫茶店に訪ねる耕介だが、すでに辞めたと聞き二人のアパートへ向かう。日雇い仕事やパチンコでその日暮らしの翔に自分の事務所で働かないかと耕介は申し出る。それを聞いて花は、翔が書いた設計図を耕介に見せる。意地を張る翔は花から図面をとり戻そうと千切ってしまう。 花が探してきたコンパニオンの仕事で着物が必要だと聞いた耕介は呉服屋へ足を運ぶ。そこで大木マサとばったり会い事情を話すと、着物を譲るからと自宅に招待を受ける。妙案を思いついた耕介は、翔と花を連れ大木宅へ向かう。豪著な大邸宅に目を見張る翔を尻目に、広い客問に並べた着物をマサは花にすすめる。花が選んでいる間に、耕介はマサに、翔が天才的建築家で共同で仕事をしてみたいと吹き込む。そこへ着付けの終わった花が、みまごうばかりの艶やかさで現れた。耕介も翔も息を呑む。そんな二人に花も大喜び。無邪気に喜ぶ花を見てマサは皆んなをファッションショーへ誘う。