2008年08月08日
TBS総務局 広報IRセンター

8月8日(金)、(株)東京放送の「2009年3月期 第1四半期説明会」が行われました。概要は以下のとおりです。
出席者:代表取締役専務 城所賢一郎、専務取締役 平本和生
取締役 武田信二、TBSテレビ常務取締役 石川眞実
参加者:およそ100名

<第1四半期末決算ハイライト> 城所専務

 当期は、厳しい広告市況を背景に放送事業が落ち込み、連結では減収減益、単体では増収減益となった。スポット収入の5局シェアは21.0%で、前年同期を0.7ポイント下回った。これらの結果を踏まえ、番組制作費のカットを中心とした更なる費用削減に取り組むと共に、上期・通期の業績予測を下方修正した。
 予想を超える広告市況の低迷を受け、放送事業収入が大きく落ち込んでいることから、売上高を、連結では上期45億円、通期で105億円、また、単体では上期35億円、通期で95億円それぞれ引き下げた。営業利益は、連結では上期30億円、通期で75億円、単体では上期25億円、通期で65億円引き下げた。

<SLH((株)スタイリングライフ・ホールディングス)子会社化について>

 7月31日に同社の発行済普通株式の51.0%を210億円で取得した。TBSは「最強のコンテンツ発信源」としての地位を確立しつつ、放送を中核とした広範なビジネスチャンスを積極的に捉え、総合メディアグループとして発展することを経営の基本戦略としている。こうした戦略の下、SLHグループとの幅広い連携について検討を続けてきた。その結果、SLHグループが実践する「ライフスタイル・エンタテイメント等の創造」への取組みと、番組・コンテンツの開発、発信を通じた「メディア文化創造」への当社の取組みとは、経営の基本理念において合致すること。また、両社が互いの事業について幅広く補完し合い、強め合うことにより、将来に亘って、当社グループの事業価値を最大化させることが可能となることから、同社グループを子会社化することが、当社の株主・投資家の皆様方の利益向上にとって最適であるものと判断した次第だ。
 具体的な提携内容については、7月31日付けで設置した業務提携委員会で協議を始めている。これまでに「番組コンテンツ開発&マーケティング」、「キャラクター・プロパティ・ライセンス」、「グランマルシェとプラザスタイル、ライトアップの事業シナジー」、「EC連動、ネット・モバイルビジネスの開発」、「ネット局連携及び地方展開」といったテーマがあがっており、鋭意検討を進めている。

<夏Sacas' 08について>

 7月18日から8月31日までの期間を「夏サカス」と銘打って、リゾート風ステージを中心に番組ブースを出展したり、日替わりイベントなどを実施している。これまでに70万人超える方々にお越しいただき、大変好評を得ている。特に「ルーキーズ」ブースは、連日長蛇の列で、携帯ストラップなどの関連グッズの販売は、10日間で1900万円の売上を記録、視聴者の方々と番組の距離が縮まったという面からも、大成功だと考えている。また「夏サカス」オープン以来、Bizタワーのショップス&ダイニングスの売上は、平日で10%増、日曜・祝日は36%増と、売上を伸ばしている。子会社のグランマルシェが運営する「TBSストア」も前年比7.4倍と大きく伸ばしている。秋以降も、赤坂サカスでは様々なイベントを計画しているので、ご期待いただきたいと思う。

<09年3月期第1四半期の財務・業績の概要> 平本専務

●連結の損益成績
 売上高は、786億30百万円で前年より7億72百万円=1.0%の減収。単体の外部売上は12億4百万円の増収だったが、子会社が全体的に不調だったことが要因。営業利益は46億32百万円で43億11百万円=48.2%の大幅減益。単体が41億60百万円の減益となったことが主な要因。経常利益は63億18百万円で41億8百万円=39.4%の減益。営業利益と同様、単体の39.4億円の減益が主な要因。

<視聴率状況、編成方針ほか> TBSテレビ 石川常務

 第1四半期は、全日帯4位、G帯3位、P帯4位と、今回も厳しい結果となった。しかし、4月のドラマ「ROOKIES」や「Around40」は大きな反響を呼び、社会的にも話題となった。「ROOKIES」は最終回19.5%という視聴率を記録し大変好評のうちに終了、夏サカスの「ROOKIES」特設ブースは連日行列が出来るほどの人気ぶりで、急遽開催期間が延長されることになった。秋にはスペシャル番組、更に、来年春の映画化も決定した。7月スタートのドラマは若干苦戦気味だが、今後巻き返していきたい。秋の改編に向けて、話題作、ヒット作をお届けできるよう制作陣一同、鋭意取り組んでいるところだ。
 また、ドラマの爆発的人気から、6月28日映画版が公開となった「花より男子F」だが、公開ひと月がたった今も快進撃を続けており、8/6現在、公開40日で観客動員516万人、興行収入62億2千万円となっている。映画の効果でドラマDVDのバックオーダーが再び増加するなど、花男ブームはまだまだ続きそうだ。秋以降も、TBS不朽の名作、中居正広さん主演の「私は貝になりたい」、一昨年の「日本沈没」に匹敵する大作「感染列島」が公開となる。そして「クローズ/ZERO II」、「ROOKIES」、『イブニング・ファイブ』発「余命1ヶ月の花嫁」も来年公開となる。いずれも、TBSが幹事社となってお送りする自信作ばかり。
 7月に組織改編し編成制作本部に直轄組織として「開発プロジェクト部」を新設。横の垣根なしに、横断的にプロジェクトに取り組めるようにした。視聴者ニーズ、時代の潮流をただちにつかんで番組に反映させるべく「バラエティ番組開発委員会」を新設。ドラマやバラエティの第一線で活躍する現役PDやDを編成担当として起用した。そうした新体制で、10月改編はG帯・P帯(ドラマ枠・MBS枠含む)46.4%をリニューアルする。