2008年07月09日
TBS総務局 広報IRセンター

 7月9日午後3時より、井上社長による定例記者会見が放送センター20階にある役員大会議室で開かれました。概要は以下のとおりです。

<株主総会関連>

 去年は楽天さんとの間でプロキシー・ファイトがあったが、今年は昨年と比べると様変わりで比較的平穏な総会だった。所要時間も1時間ちょっとだった。質問の中には、認定放送持株会社に移行しないのかというものもあったが、以前から申し上げている通り、もう少し時間をかけて検討した上で判断したいと思う。

<編成関連>

 上期視聴率は、第14週を終えて、全日帯7.3%で4位、ゴールデン帯11.2%で4位、プライム帯11.1%で同率4位とあまりいい成績ではなかった。今後の視聴動向を見極めながら、番組強化を図るとともに、秋改編へ向けて、編成と制作が急ピッチで準備を進めていると聞いている。
 先週から7月ドラマが始まった。日曜21時『Tomorrow』は初回16.8%と大変高い支持を頂いた。TBSらしい“社会派ドラマ”で、久しぶりに骨のあるドラマだと思う。金曜22時の『魔王』も初回14.0%と快調な滑り出し。月曜20時の『あんどーなつ』は、初回11.6%だが、内容にはお褒めの言葉もいただいているので、今後さらなる伸びを期待したい。
 土曜20時の『ROOKIES』は、これまでの9話平均視聴率が14.3%と好調を維持している。新しいドラマ枠として、いい結果を出せたと思う。土曜20時の第2弾は『恋空』。土曜20時が若い家族向けドラマ枠として定着してくれればと思う。
 今日から5日間連続で、『女子バレーボール・ワールドグランプリ決勝』を放送する。北京五輪へ向け女子バレーに頑張ってほしい。北京五輪のメインキャスターは、来週19日に赤坂サカスで発表する予定だ。

<赤坂サカス関連>

 7月18日から8月31日までの45日間、サカス広場を中心に様々な番組やコンテンツと連動したイベントを展開する。春のオープニングフェスは100万人を超えたので、今度は来場者が200万人を超えることを期待している。『王様のブランチ』『ぴったんこカン・カン』など多数の番組から、番組内容にちなんだゲームなどを体験できるブースや、『渡る世間は鬼ばかり』の幸楽ラーメン、地方の逸品を味わえるフードコートなどを設営する予定。

<営業関連>

 第1四半期は、タイムはバレーボールの五輪最終予選やワールドグランプリなどのスポーツ単発が売上げ増に貢献し、前年実績を上回る見込みだ。ただ、4〜6月のスポット市況は、東京地区投下額の落ち込みが激しく大変苦戦している。このトレンドが景気動向だけなのか、構造的なものなのかは見極めが難しいが、想定しながらやっていきたいと思う。ただ、6月から7月にかけては発注量も増えているようなので、何とか回復してほしいと願っている。第2四半期以降は、北京五輪などもあるので、タイムを中心に売上げを伸ばしていきたい。一方で全社的な経費削減策のとりまとめを進めている。その一環として、TBS及びTBSテレビの常勤取締役全員の報酬カットをすでに決めており、今月から1年間実施する。私が15%、代表取締役専務2名が12%、その他の常勤役員(15名)が10%の減額となる。

<地デジ関連>

 7月24日からは、民放各局でゴールデン、プライム時間帯で、アナログ放送の画面の右上スミに「アナログ」と、スーパー表示すると共に、一日に一回、2011年アナログ放送停止の「お知らせ」画面の放送を開始する。地デジ放送への完全移行に向けて、今後もできる限りの取り組みを行っていくが、その前提となる経済的弱者の救済や難視聴地域の解消などの諸条件を満たすため、より一層、国が主導的役割を果たしていただくことを強くお願いしたい。

<事業関連>

 映画「花より男子ファイナル」は公開9日間で、観客動員216万人、興行収入26億円を突破、記録的な大ヒットとなる可能性が出てきた。夏休みからお盆興行へ向かっての宣伝活動の第一弾として、出演者による「全国縦断大ヒット御礼舞台挨拶」が専用チャーター機を使って実施されると聞いている。さらに数字が伸びることを期待する。
 DVDではドラマ「ROOKIES」のDVD BOXの初回出荷が5万セットを超え好調。また「8時だヨ!全員集合」のDVD第3弾も初回出荷が8万セットを超えており、大ヒットになることを期待している。
 来月2日からは、「フェルメール展」が東京都美術館で開催される。日本初公開となる4点を含む7作品を中心に紹介する。今年TBSが行う文化事業の最大の目玉として準備している。また赤坂サカスのACTシアターとBLITZも大変好調だ。ACTシアターは、開業3ヶ月で11万人ものお客様をお迎えし、6月5日には皇后陛下にもお越し頂いた。一方BLITZは3ヶ月で8万人の観客を動員した。

<TBS R&C> 余田社長

 6月度の聴取率調査の結果、まる7年にわたり、42期連続で首位を獲得した。TBSは前回から0.1ポイントアップして、2位局と0.5ポイント差でトップだった。2位局との差を0.5ポイントまで広げたのは5年ぶりだ。
 今年で7年目になる環境キャンペーンだが、ライトダウンキャンペーンを実施した。ABU(アジア太平洋放送連盟)を通じて働きかけをした結果、14カ国16局がキャンペーンに賛同し、6月21日の夏至の日に各局がラジオを通じてライトダウンの呼びかけを行った。第13期環境キャンペーンは7月28日〜8月3日に実施する。ワイド番組を中心とした16の番組では、各パーソナリティ自らの視点で環境問題について取り上げていく。
 OTTAVAでは色々な聴取可能なメディアの拡大進めている。7月からはイーモバイルで放送が聴けるようになる。これでデジタルラジオ、インターネット、有線のサウンドプラネットなど6つの媒体でOTTAVAを聴いて頂けるようになった。

以上